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ミュージカル作品紹介(第256回)
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■劇  団 STEPS
■鑑 賞 日 平成13年12月1日(土) マチネ
■劇 場 名 東京芸術劇場 小ホール1(池袋)
■料  金 全席指定�,000円(前売料金)

■脚本・演出 横山 由和    ■音  楽 八幡 茂
■振  付 迫 敦子      ■歌唱指導 信太 美奈
■音  響 長澤 康夫,返町 吉保,天野 正邦
■照  明 小川 修      ■衣裳・美術 樋口 藍
■舞台監督 小谷 武      ■制  作 千葉 豊,立原 秀一
キ ャ ス ト
be     (笠之坊 晃)   ナーナ    (古川 恭子)
ライム    (田上ひろし)   グリエラ   (内藤 愛美)
カルメン   (永井 三稀)   ステファノ  (照井 裕隆)
ラズベリー  (矢口 容子)   ジャム    (護山  瑤)
博士     (新宮 崇太)   ゲスラー   (織部  順)
メロニー   (涼木さやか)               ほか
ス ト ー リ ー
第148回を脚本のみリメーク再演
コ メ ン ト
シナリオ 共同作品に提供した脚本のリメークでしたが、再利用という点はプログラムにも触れてありませんでした。ちょっと狡い気もします。
ストーリーは明快で、テンポのよい展開を見せます。オープニングに絡めた戦争の違和感と、ナーナの退場までの駆け足な展開に、苦しさを感じました。また百歳以上生きたロボットの昔話を、人間であるカルメン達がするというのは矛盾があるようです。
キャスト 劇団員の技能アップが進んでいます。ワークショップ公演や、客演での外部出演などが刺激になっているのでしょうか。演技力にも幅が出てきて、人材の厚みが増してきています。
ナンバー ナンバーリストが無かったのが残念です。ソングナンバーはバリエーションがあり、楽しめました。ソングナンバーは、コーラス曲・ソロ曲ともに良い仕上がりです。
ステージ 正面に二枚のドア、上方に二階ステージが設けてあり、全体的にセットはシンプルです。衣裳も必要最小限の費用が掛けてある印象でした。
演 技 力 古川は随分と若いキャラクターを演じており、まだまだ健在です。老いて行くにしたがい口調だけ変えていましたが、動作は若々しく違和感が残りました。矢口は独特の個性があり、面白いです。精一杯さが楽しめますが、あとは余裕が出てくると味わいが増すでしょうか。中盤あたりで、永井の活躍が目を惹きました。
照井は前作とは別のキャラクターで大活躍でした。以前は印象が薄い俳優だったのですが、存在感が増しています。笠之坊は、ロボットの研究をしていたようで、面白い芝居をしていました。所々人間くさい動きもありましたが、出ずっぱりも大変なようです。田上は安定感のある演技を見せ、巧くキャストを纏めていました。
歌 唱 力 コーラスは調和がよく、インパクトが強いです。旧作では歌唱に問題のあるシーンが多かったのですが、最近の歌唱力アップは評価できます。古川の伸びと張りのある声はボリュームもあり、惚れ惚れします。笠之坊はロボット役でありますが、感情表現が不足した印象でした。心情吐露のシーンではもっと滑らかに表現しても良いのでは無いでしょうか。
ダ ン ス 中盤以降ではダンスシーンが少な目になりますが、この劇団らしいダイナミックなダンスが観られました。映画撮影のシーンと、ゴミ置き場のシーンが特に印象に残りました。矢口平塚姉妹がとくに目を惹きました。
総合評価 演技・歌唱のアップがあり、ダンスと巧く絡み合って総合力を発揮しています。しかし依然として小劇場系公演が主体であり、早く中劇場希望へステップアップして欲しいと思います。実力は十分に付いていると思うのですが、劇団の方針なのか知名度の問題なのでしょうか。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
STEPS
 事務所/東京都中野区東中野3−16−14   Tel:
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