ポン太 の 五つ星

当初は漠然と感想文を書いていた作品紹介ですが、ちょっと複数の観点からコメントを書いてみようかと考え、五つ星評価を始めました。当初は☆〜☆☆☆☆☆までの5段階評価だったのですが、スペースの関係で、×△○◎☆に改めました。これは劇団紹介のインデックスにさらっと書いてあるだけですが・・・。

ポン太の五つ星(評価ランク)

本当はもう少し細かい基準があるのですが、フィーリング的に紹介しますと
 × 見るに絶えない。
  チケット代を取ってまで見せる水準ではない。
  まずまずの水準。ただし褒めるほどにはない。
  美しい、上手い、楽しい、面白い、など何か良いものがある。
   あるいはバランスが取れている。
  かなりの水準。けなす点がほとんどない。
に成ります。ただ特例として、文句の付けようがないほどに素晴らしい場合には、掟破りの☆☆を採用しています。

五つ星は相対評価(←これがポイントです!

誤解して頂きたくないのは、五つ星評価は絶対評価でないことです。小劇場系公演と商業大手系公演とを比べれば、商業大手系公演の方が断然に優れています。絶対評価にした場合、小劇場系が全て△評価となるか、商業大手系が全て☆に成るかしてしまい意味が無くなります。

そこで劇場の規模や公演のチケット代などを勘案し、相対的評価として調整しています。したがって劇団四季の「オペラ座の怪人」が総合評価○、なんてことに成っています。これは小劇場系よりも劣っているのではなく、同じ商業大手系の中では低い評価だと言うことです。

小劇場系の総合評価が○であったとしても、「オペラ座の怪人」並みに優れているという意味ではありません。絶対評価としては、かなりの違いがあると思って頂いて構いません。

  • 1999年夏より、「上演時間」のウェートを高くしています。とくに平均的な上演時間よりも長い作品は、シナリオ、ナンバーの評価が辛くなる傾向にあります。
  • 評価に関するクレームが増えています。「インデックス」への告知だけでは足りないようですので、全ての作品紹介に本コラムへのリンクを設けました。第82回チケット代とコメントの関係」も参照いただけると幸いです。(2003/02/11)