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ミュージカル作品紹介(第257回)
フットルース
■鑑 賞 日 平成13年10月8日(月) マチネ
■劇 場 名 赤坂ACTシアター(赤坂)
■料  金 全席指定�,000円(前売料金)

■原  案 映画「FOOTLOOSE」(Dean Pitchford監督)
■原  作 ブロードウェイ「FOOTLOOSE
 脚本・作詞:Dean Pitchford(ディーン・ピッチフォード)
 脚  本:Walter Bobbie(ウォルター・ボビー)
 作  曲:Tom Snow(トム・スノウ)
■演  出 松原 浩      ■翻訳・訳詞・演出 菅野 こうめい
■振  付=@    ■音楽監督・編曲 深沢 桂子
■編  曲 長谷部 徹     ■装  置 島川 とおる
■照  明 高見 和義     ■音  響 山本 浩一
■衣  裳 十川 ヒロコ    ■ヘアメイク 田中 エミ
■歌唱指導 小川 美也子    ■舞台監督 二瓶 剛雄
キ ャ ス ト
レン     (坂本 昌行)   エリエル   (中澤 裕子)
エセル    (未   唯)   ムーア牧師  (村井 國夫)
ヴァイ    (増田 恵子)   ラスティ    (MaMi)
ルル     (岩崎 良美)   ウェス    (遠山 俊也)
博士     (新宮 崇太)   ゲスラー   (織部  順)
メロニー   (涼木さやか)               ほか
ス ト ー リ ー
 大都会シカゴから田舎町ボーモントへ引っ越してきた青年レン。ロックンロールに染まった彼にとって、娯楽のない田舎町は退屈だ。ところが、この街ではダンスさえも禁止だと言う。ある事件が原因で、街の有力者であるムーア牧師が主体となって、法制化されたのだという。彼が一目で好きになった娘エリエルは、牧師の娘。厳格な父親に反抗し、不良と付き合う彼女の心を、レンは解きほぐそうとアプローチするのだった。
 教師の目の敵にされるレン。息苦しい街の雰囲気を変えようと、彼はダンスパーティを企画する。街の若者達は賛同するが、有力者は大反対。最後は牧師の心一つまで辿り着いたが・・。
コ メ ン ト
シナリオ 有名なミュージカル映画をベースにしたミュージカル作品です。ブロードウェイでもネームバリューを活かして人気だったようですが、映画とは違った味があります。場面転換が多すぎる印象を受けますし、後半のやや駆け足気味の展開がこなれていないと思います。
キャスト タレント系のキャストが目立ち、全体の収まりが悪いキャスティングです。唱えるキャスト、踊れるキャストを揃えた割には、今ひとつパッとしませんでした。
ナンバー 名曲「フットルース」「ヒーロー」などオリジナルに加えて、新しいナンバーも追加されていました。「フィナーレ」「ダンスはじゃない」「本当の事を言えば」など後半に良いナンバーがありました。
ステージ 全体には大がかりでも、安っぽさが滲み出るセットでした。教会や学校のセットがとくに手抜きな印象です。本場と同等のセットなのでしょうか。衣裳についても、普段着が多く、際立ったものはありません。
演 技 力 中澤は、意外に演技派でした。坂本は意図してなのかどうか、オーバーな芝居が気になります。しかし歌手本業であることを割り引くと、演技力があると思います。村井は一人本格派で、結果的には浮いてしまいました。もう2・3人のベテランが加われば、もっとバランスが良くなったと思います。
歌 唱 力 歌唱力はそれぞれあります。しかし、個性的なシンガーばかりのために、調和がありません。好き勝手思い思いという印象を受けました。マイソングでは無いので、オリジナルを大事にして巧く調和を図って欲しかったです。中澤坂本のソロ・デュオも同様です。
ダ ン ス 踊れるキャストも揃えてあるものの、当時のダンスパーティを再現するには、苦しいようでした。とくに序盤のダンスでは、形を意識していた印象です。フォームは極まりますが、躍動感がなく、バラバラでした。
総合評価 キャストは豪華でしたが、シンガー系に重点を置きすぎたことが失敗だと思います。加えて、シンガーが配役のイメージと重なりにくいことや、調和が取れずバラバラであったことが惜しまれます。
作品ありきでのキャスティングがされるべきで、役者ありきのキャスティングは、問題が大きいと思います。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス

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