ミュージカル作品紹介(第92回) | ||
オペラ座の怪人1999 | ||
■劇 団 劇団四季 ■鑑 賞 日 平成11年7月11日(日) マチネ ■劇 場 名 赤坂ミュージカル劇場(赤坂) ■料 金 全席指定 S席10,500円(会員料金) ■原 作 オン・ブロードウェイ「ファントム・オブ・ジ・オペラ」 ガストン・ルルー原作の同名小説から 脚 本:リチャード・スティルゴー,アンドリュー・ロイド・ウェバー 作 曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー 作 詞:チャールズ・ハート,リチャード・スティルゴー 演 出:ハロルド・プリンス 振 付:ジリアン・リン 美 術:マリア・ビヨルソン ■日本語台本・演出協力 浅利 慶太 ■技術監督 沢田 裕二 |
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キ ャ ス ト | ||
オペラ座の怪人(今井 清隆) クリスティーヌ(森岡 純子) ラウル (佐野 正幸) カルロッタ (益満 美江) メグ (矢野香苗子) マダム・ジリー(西島 美子) アンドレ (林 和男) フィルマン (佐川 守正) ピアンジ (半場俊一郎) レイエ (立岡 晃) ほか多数 |
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ス ト ー リ ー | ||
第04回を参照 | ||
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ◎ | 第04回を参照 |
キャスト | ◎ | 名古屋公演よりも格段にパワーアップしています。 |
ナンバー | ◎ | 「プリマドンナ」「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」もキャストが変わるとインパクトが違います。全体に音色は綺麗ですが、同じフレースを何度も使い回すウェバー流はちょっと飽きます。 |
ステージ | ◎ | ステージ全体が暗い演出はやはりイマイチに感じます。名古屋劇場に比べるとステージ全体の見通しが良くなっていたので、ワンランク・アップとしました。 |
演 技 力 | ☆ | 今井は貫禄のある見事な演技力を発揮していました。森岡も時折自信のなさそうな部分が見えましたが、素晴らしいです。佐野は頼りなく力不足に感じました。林と佐川は、レベルが上がったのかキャストの組み替えで実力を発揮したのか、名古屋公演よりも格段見事な演技を見せていました。 |
歌 唱 力 | ☆ | 森岡は声が澄みとおる美しいソプラノでした。ナンバー「オペラ座の怪人」で高音を出し切れなかったのが残念です。今井はCD版の山口に負けないほど重量感のあり響きも良い素晴らしい声でした。益満もなかなかでしたが、少し物足りないように思います。 |
ダ ン ス | ○ | 今回は踊り子達の群舞もパッとしませんでした。「マスカーレード」も派手な割には調和が取れていず物足りません。本作はダンスを重視していないのですねぇ。 |
総合評価 | ◎ | 名古屋公演のレポートは評価が低すぎるとの批判が多く、今回は千秋楽直前の赤坂公演へ出掛けました。タイトルロールである今井の迫力が充分に感じられ、作品全体の質も高まっているように見えました。対決する佐野があまりに弱い印象だったので、バランスは悪いようです。 シャンデリアや怪人の乗り込むゴンドラは無用だと思いますし、一方で地下洞窟の舞台装置にもっと工夫が欲しいと感じます。音楽も単調ですし、ステージ全体が暗いです。演出次第でもっとグレードアップする作品だと思いますが・・・。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
劇団四季 事務所/横浜市青葉区あざみ野1−24−7 Tel: |
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