ミュージカル作品紹介(第16回) |
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■劇 団 STEPS ■鑑 賞 日 平成10年7月3日(金) ソワレ ■劇 場 名 吉祥寺前進座劇場(吉祥寺) ■料 金 全席指定�,000円(前売料金) ■脚本・演出 横山 由和 ■音 楽 金子 浩介 ■振 付 鈴木 知久 ■美 術 中嶋 正留 ■衣 装 勝屋 智江 ■舞台監督 稲見 大輔 ■製 作 島井 奈穂子,畑中 由紀子,立原 秀一 ■プロデューサ 大橋 文 |
キ ャ ス ト |
松原新生 (縄田 晋) 藤井真理 (浜崎 真美) 朋姫 (古川 恭子) 鷹彦 (橋本 隆之) 中野道明 (山川 裕大) 松原好子 (涼木さやか) 中野忍 (永井 三稀) 藤井由香 (川村 絵良) 高見 (織田 和馬) ほか |
ス ト ー リ ー |
正直者のフリーカメラマン新生は、石舞台の遺跡を訪れた日から、十二単を着た女性の幻影が見える。朋姫となる女性は、自分が新生であること、自分の思い人であった鷹彦も誰かの体に宿っていることを主張する やがて偶然接触を持った真理に鷹彦が宿ることは分かったが、それを正直に話した新生は、誇大妄想患者と疑われてしまう。何となく惹かれ合う二人、すれ違う感情、忍び寄る陰謀の手・・・冨士誕生物語と竹取物語を絡めたロマン・スペクタル |
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | ストーリーの着想は楽しいです。七夕を意識した作品ですから季節感覚も良いですね。シナリオ運びは単調ですが、縄田と古川、縄田と浜崎の会話のキャッチボールは良く練られていて面白いです。脚本家にして演出家の横山さんならではです。 |
キャスト | ◎ | まあ良かったですね。やはりプロ集団ですから、半端なキャストにもできないのでしょう。 |
ナンバー | ◎ | CDが販売されていましたので買ってしまいました。全体にノリの良いナンバーが多いのですが、心を打つほどには感じません。 |
ステージ | ☆ | 衣裳も煌びやかなものに仕上がっています。遺跡のセットは良くできています。また、壁板のセットはなかなか観客を飽きさせない工夫がされています。 |
演 技 力 | ☆ | 縄田のボケ倒しの演技が良かったです。いや本当にお奨めですよ。古川のおちゃめな演技も気に入りました。この人の演技は可愛らしくて微笑ましいです。 |
歌 唱 力 | ◎ | 永井のソロが一番良かったと思います。まあプロですから、下手・・・な人は目立ちませんでした。 |
ダ ン ス | ☆ | ダンスが多彩で楽しいです。とくに川村のしなやかな動きが良いです。全体を通してダンスシーンは少なかったですね。 |
総合評価 | ☆ | 若手中心の劇団員の良さを引き出した作品です。テンポの良い転換がリズムようシーンを運ぶ感じです。ダンス・演技に優れるものの、歌唱の更なるグレードアップに期待します。 蛇足1>幕間で横山さんを発見し、思わず握手を求めて、暫く会話。相変わらずのミーハーぶりを発揮してきました。 蛇足2>ただし、プログラムの横山さんの写真があまりに違っていて、多くの人は本人と気付かないようでした(笑)。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
STEPS 事務所/東京都中野区東中野3−16−14 Tel: |
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