ブロードウェイ特集/チケット・ブローカー

ブローカーは、ダフ屋ではありません。正規の免許を取得したチケット代行業者(チケット・エージェント)のことです。日本でいえば、チケットぴあやローソン・チケットのことですね。ぴあ株式会社を「一次ブローカー」、ぴあカウンターを「二次ブローカー」と考えて頂けると、理解が早いです。

チケットは、ブローカーに任せましょう

ブロードウェイで良い作品を観ようと思ったら、チケットブローカーに任せましょう。電話やファクシミリを使えば、劇場から直接チケットを予約できますが、いくつか難点があります。まず、チケットは当日窓口受け付けなので、開演ギリギリだとキャンセル扱いになることがあります。また、意外に通信費が嵩みます。ブローカー手数料をケチったら、むしろ高くついたという笑い話もあります。

当日券は、シアター=ディストリクトの「tkts」でも購入できます。目安ですが、25〜50%引きになります。開演直前に行くと、もっと安値で売ってくれることもあります。しかし、人気作品のチケットは早くから行列に並ぶ必要があります。また、良い席は最後まで劇場が握っていたり、劇場がスペシャル価格で当日券を放出することもあるので、要注意です。

旅程に余裕があれば、劇場に足を運んで手配することも可能です。tktsやブローカーでは必要な手数料も、劇場なら不要です。何よりも対面なので、英語がカタコトでもチケットが取れます。でも、効率は良くありませんよね。やはり、ブローカーに任せましょう。

一次ブローカーは、便利だけど注意!

一次ブローカーの大手といえば、「テレチャージ」や「チケットマスター」があります。手数料は、$2〜$3です。劇場が販売委託をしているため、チケットは劇場や専用カウンターで受け取れます。最善の席を取ってくれるので、まず失敗はありませんが、融通があまり利かないそうです。痒いところに、手は届きません。

ほかに「チケット・ロン」という大手チケット業者もあり、主要駅や主要百貨店などにカウンターが設置されています。手数料は、$1.5〜$2だそうです。先述のtktsなどのシアター・センターもあります。これらでも割引価格に手数料は上乗せされます。

近頃はインターネットでも予約できるようになっていますので、一次ブローカーの使い勝手が良くなっていますが、ポン太のように英語の苦手な人には、あまり奨められません。表現上のつまずきで、希望していないチケットを買わされることもあるためです。

二次ブローカーは、気を付けよう

一次ブローカーからチケットを卸してもらって販売するのが、二次ブローカーです。人気チケットを高値で売りつけるダフ屋などもあるため、二次ブローカーは免許制に成っています。免許のないブローカーから買うと、とんでもないチケットを押しつけられたり、後日に高額の請求がきたりトラブルになります。

旅行会社で二次ブローカーになっているところもありますが、多くは二次ブローカーに入手を依頼しているようです。日本の旅行会社がオプショナルツアーとして設定しているのなら、安心して買えます。ただし、手数料が$25〜$50と割高です。またポリシーを持たないところが多いので、買ったチケットがとんでもない端っこ席だったりもするそうです。早めに手配を頼めば、まずまず良い席だと思いますが・・。

二次ブローカーの場合、手数料の$25〜$35は覚悟しましょう。その分だけ、付加価値を付けてくれる業者を選択するべきです。複数の日程と作品のベストな組み合わせを選択してくれるとか、座席条件の我が儘を細かく指定できるとか、ホテルまで配達してくれるとか、日本語で受けてくれるとか、お土産用のグッズを用意してくれるとか、ですね。

ポン太は、NYで有名な「MiL」社にお願いしました。近いウチに詳細を別途紹介するつもりですが、日本人夫婦が経営されています。日本の書店でも並んでいますが、「ミュージカル・エクスプレス」やニューヨーク・エンターテイメント・カレンダー」を発行している会社でもあります。
滅多に行けないブロードウェイですから、できる限り失敗のないブローカーを選択したいですよね。

  • 「チケットぴあ」でもブロードウェイのチケット手配を頼むことができます。しかし、かなり割高です。購入される際には、十分な比較が必要ですね。