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風景印の楽しみ方
付録1:趣味会誌「こうかん」

 切手趣味交換会の機関誌として発足した会報誌である。資料が残っていないので第1号の創刊時期は不明である。会誌名も違ったように思う。当初は藁半紙にガリ版印刷という体裁であったため、紙面も8ページ程度に限定された。1部50円であり、隔月発行であったように思う。
 その後コピーの普及に伴い、OAコピー用原稿用紙にペン書きの会報に代わり、これに伴い官報の風景印記事を抜粋し、風景印図柄を掲載するようになった。昭和55年頃である。紙面も20ページ前後に増え、入札記事のみガリ版印刷を併用していた。当時は1部120〜130円であったかと思う。
 さらにワープロの普及により、ワープロを使った紙面構成になった。これにより表形式での情報提供が容易になった。初代機は「文豪5E」という日本電気製で始めてFD内蔵の機種であった。さらにコピー機を購入し、ガリ版印刷機は廃棄された。
 平成6年ワープロ機の大幅な進歩に追随すべく、日本電気製の新機種を購入したが、翌年1月の阪神大震災により滅失した。最終号159号は阪神大震災の当日に会員に配布され、遺稿となった。このとき一部250円であったが、送料、印刷料の実費程度にしか成らず、会誌の発行は事実上赤字であった。

 平成6年から大阪駅の紀伊国屋書店切手・コイン部に見本誌と数部の本誌を扱って貰い、比較的好評であった。また、現在公開中のこうかんは東京都中野区のT氏が保管されていたバックナンバーを順次公開しているものである。

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