コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 野球ミュージカルだと思ってましたが、レビューショーでした。相互関係のない出し物を次々に繰り出す、中村氏お得意のショーです。 第一部は20分ほどで終わってしまい、すぐに休憩を迎える意表を突いたものでした。第二部のメッツメンバーとも完全に分離していて、カーテンコールにも登場しませんでした。 |
キャスト | ◎ | リトルメッツのメンバーは、ミュージカル子役として見覚えのある子も多く、チャイドル系でした。メッツのメンバーは、元子役、CMタレント、海外ミュージカル経験者など多彩でしたが、ベテランキャリアは居ないようです。 |
ナンバー | ◎ | 半分がオリジナルナンバーでした。ノリがいいダンスナンバーが中心で、ロック・ジャズ・サンバ・タップなど様々でした。ソングナンバーは全般に冴えません。 |
ステージ | ○ | ダンスの邪魔になるためか、ほとんど何もセットされません。リトルメッツは野球ユニフォーム主体でしたが、メッツは最初だけ。ナンバー毎に衣裳を換え、かなりの数を使っています。ワイルドな衣裳もあり、パステル調の可愛い衣裳もありました。 |
演 技 力 | ○ | 芝居シーンは、ほとんどありません。メッツのメンバーは全員が自己紹介もしましたが、売り込みの下手な子も多く、素人さが目立ちました。集団としての纏まりは、リトルメッツの方が断然優れています。 |
歌 唱 力 | ○ | 集団としてのコーラスは良いですが、ソロやデュオで唱うと頼りなさが目立ちました。統率の取れたリトルメッツに較べると、メッツの雑味が耳に障りました。メッツの「スター・システー・メドレー」は、英語らしく聞こえませんでした。単に不揃いなのか、正しく発音していないのか、判然としませんでした。 |
ダ ン ス | ☆ | リトルメッツの集団ダンスは、歌唱同様によく統率が取れています。「レイジー・ビジー・ダンス」は難しい振りをよく踊り、強いパワーを感じました。リトルメッツメンバーだけなら、☆☆。 メッツの集団ダンスは、バラバラですが、個々ではよく踊れています。セクシー向きと不向きとがあり、分けて使われていました。事務所の都合からか、露出の少ないメンバーも見受けました。「真っ赤なIMPULSO」「白馬の王子様、気を付けて!」がとくに印象に残りました。黒田と桜井は全般に巧く、鵜沢や太田など一芸を披露したメンバーもありました。あまり踊れないメンバーは、かなり悪目立ちします。 |
総合評価 | ◎ | 女の子ばかり使ってのレビューショーは、最初に演った人の勝ちという感じがしました。わざわざリトルメッツのメンバーも用意して年齢幅を拡げたのも心憎いです。ただし、メッツのメンバーは、みな自己主張が強くて調和を欠きました。立ち位置の奪い合いも見られ、完成度が今一つです。今夏の再演を早々と決めたそうですが、メッツメンバーのレベルアップを希望します。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
ケイダッシュステージ | ||