ミュージカル作品紹介(第322回) | ||||||||||||||||||||
Love & Dream | ||||||||||||||||||||
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キ ャ ス ト | ||||||||||||||||||||
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ス ト ー リ ー | ||||||||||||||||||||
[第一幕]有名ミュージカルナンバーを集めたレビューショー。 [第二幕]歴代作品のオリジナルナンバーを綴ったレビューショー。芝居が少々。 |
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 第二幕は芝居を入れてありましたが、レビューショーとしては蛇足です。ナンバーの配列に工夫が見られず、ナレーションで繋ぐだけの方が良かったでしょう。 |
キャスト | ◎ | 劇団員が大幅に減少したようです。新しいメンバーは、技量面に不足を感じました。かつての溌剌とした元気さを回復して欲しいです。 第二幕は、キャラクター紹介がありました。しかし、その後の展開に何ら絡むことなく、個性付けも不足でした。 |
ナンバー | ◎ | 第一幕は、幅広い作品から12曲。第二幕は、オリジナル作品の上演順に16曲。90分足らずの時間に28曲を入れるのは、立派です。 シナリオ運びの都合でしょうが、ベストナンバー集という感じに無かったようです。新曲「Love&Dream」は、ラストナンバーとして佳いコーラスでした(唯一のキャスト作詞曲)。 |
ステージ | ◎ | ステージは、限りなくシンプルでした。衣裳は、ワンシーンのみにも、惜しみなく豊富に用意されました。とくに「スーパースター」のキンキラ衣裳が印象的。 |
演 技 力 | ○ | ナンバーを繋ぐための芝居が中心のため、目を惹くシーンは少な目でした。コントの中では、「ハクナ・マタタ」が外しすぎ、「踊り明かそう」は意外すぎでした。原作品を知らない観客には、厳しいと思います。 |
歌 唱 力 | ☆ | 小林が総じて巧く、「アイ・ドント・ノウ・・・」が見事でした。伊澤も綺麗な歌唱ですが、「蜘蛛女のキス」でデュオのバランスが悪く、惜しまれます。吉原・藤堂・木村・秋田の「ディス・イズ・モーメント」は、いい響きがありました。 コーラス曲では「ひとしずくの水」、「Love&Dream」が佳く、「シーズンズ・オブ・ラブ」も極まっていました。コミカル曲「原始女性は太陽よ」は、初演に較べ、インパクトがありました。 |
ダ ン ス | ◎ | 集団ダンスに見応えがあります。メンバー減少でパワーダウンの感もあります。巧い感じは残りますが、インパクトを欠くようです。 伊澤の自信ある堂々としたダンスは印象的ですが、前田のキレが失われたのは惜しいです。フルモンティの名ナンバー「LET IT GO!」は、期待に応えてくれませんでした。 |
総合評価 | ◎ | 第一幕で名曲の数々を聴いてしまうと、第二幕のオリジナルは厳しいです。芝居が半端に絡んだこともあり、キャストの熱演や熱唱が活きていません。 劇団創立から十年とのことで、初期メンバーには大変なことも多いのだと思います。新規メンバーを交えて、今後の活動の方向性を見出して欲しいです。全て自作は大変かと思いますが、藤本氏からの卒業もあってはどうかと。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
ミュージカル劇団DREAM 事務局/東京都府中市宮西町3−16−2−302 Tel:0 |
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