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ミュージカル作品紹介(第310回)
レビューファンタジー2002
■劇  団 STAS
■鑑 賞 日 平成14年10月19日(土) ソワレ
■劇 場 名 浅草公会堂(浅草)
■料  金 全席指定 S席7,000円(前売価格)

■企画・構成・演出・振付
 千羽 ちどり,高城 美輝,明石 薫,銀 ひ乃で
■振  付 西崎 真由美,篠井 世津子,富士 輝子,酒井 美佳,
      榛名 珠利
■音  楽 石井 裕介 ■歌唱指導 池上 知嘉子
■美  術 阿部 明彦 ■衣  裳 根岸 満江
■照  明 田中 寿明 ■音  響 岩下 雅夫
■舞台監督 伊藤 信
キ ャ ス ト
千羽ちどり,高城 美輝,明石  薫,銀 ひ乃で,洋 あおい,
芹 なづな,銀河  京,沢 美沙緒,七生  都,住川むつ美,
瑠璃あや夏,桑原 奈々               ほか多数
ス ト ー リ ー
和洋とり混ぜた、多彩な28本のダンスレビューショー。
コ メ ン ト
シナリオ ナンバーに相関性はなく、ひたすらショーを観せる舞台でした。限られた時間に豊富なショーを盛り込んであるため、無駄な演出は最大限削ってあるようです。シーンの切替も、暗転は最低限に絞る工夫があります。
キャスト 厚化粧のため年齢不詳なキャストが多いですが、ダンサーとしての体の鍛え方は立派です。商業公演を数々こなしている劇団だけに、強いプロ意識を感じます。
ナンバー ブロードウェイ作品のナンバーも加えてありますが、題材は多方面から選ばれています。「五木の子守歌」など日本の唄を採用しているのは、SKD時代からの伝統でしょうか。
ステージ 大道具と呼べるものは無い、スッキリしたセットでした。照明は昔ながらの演出であるものの、数多くのライトを巧く活かしています。
目まぐるしく入れ替わる衣裳は、舞台でよく映えます。年間に何公演もレビューを演じるため、衣裳代は惜しげなく遣ってあるようです。
演 技 力 芝居シーンは、ほとんど入りませんでした。
歌 唱 力 ショーの一部として歌われますが、弱々しい男声、お侠な掛け声ぐらいで物足りません。
ダ ン ス
アクションもフォームも美しく揃います。とくに、ラインダンスで整然と脚が並ぶシーンは、圧巻でした。
ダンサーの腹部・脚部には贅肉なく、引き締まった体作りをしています。SKDのOGメンバーは相応の年齢にであるにも関わらず、若いメンバーに引けを取りません。
総合評価 レビューショーに徹した商業劇団です。ショーは、観客を楽しませることに徹しています。全国行脚もして地道な活動を続けているようですが、それだけに厳しいプロ意識を持っていると思われます。
地元浅草での公演ということで「センバ!」「タカジョウ!」などの声が客席から上がっていました。常連ともいうべき固定客に支えられているようでした。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
STAS
 事務局/東京都台東区雷門1−16−11チドリ屋ビル202号   Tel:
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