コ メ ン ト | |
シナリオ | 老人や黒人を含む失業者達がストリップで一攫千金を狙う軽妙なストーリーです。突飛な発想が前評判を裏切らず、楽しい作品です。しかし、映画を一度観た観客には、シーン展開が忠実すぎて面白さが半減します。 |
キャスト | 映画版の出演俳優に比べると、総じて格好良い俳優を揃えています(映画版もショーでは様になりますが、貧相さが際立ちました)。奥様役も少し若い女優を当てているようです。 |
ナンバー | ソロに良いナンバーがありましたが、付け合わせという印象でインパクトが弱いです。 |
ステージ | 多数のセットが必要であり、小道具も手間が掛かっている印象です。衣裳や照明はまずまずですが、ブロードウェイ作品としては冴えないです。 |
演 技 力 | ブロードウェイキャストということで演技は巧いです。表情や仕草も自然で、ストーリーに引き込んでくれる魅力があります。しかし、初々しさが損なわれていて、少しばかり興ざめという感じもしました。 |
歌 唱 力 | 「レット・イット・ゴー」は、大きな劇場で謳うと寂寥感が漂います。ナンバーのインパクト不足もあるため、印象に残る歌唱はありませんでした。 |
ダ ン ス | 冒頭のダンサーによるストリップダンスは、破壊力があります。後はラストまで、ダンスレッスンがずるずると続きます。 警官の制服で脱ぎ始めるラストナンバー「レット・イット・ゴー」は、リズムに合わせたストリップダンスです。しかし、観客のノリの悪さもあったものか、映えませんでした。 |
総合評価 | 「レット・イット・ゴー」のダンスシーンをイメージしたポスターで宣伝していましたが、大部分はストリップに出演しようとする素人たちの心情を描くために使われています。風変わりなサクセスストーリーで、等身大の魅力を感じさせてくれます。 映画版はカメラに後ろ向きでフル・モンティですが、芝居は明転で誤魔化すために・・作品の話題性が半減です。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | |