コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 日本人俳優が演じるからなのか、不自然な雰囲気の漂う作品でした。 ピアニストの弾き語りが面白くなく、何を言っているのか分からない場面が何度かありました。キャストの登場シーンに電話を使っていましたが、その会話も・・翻訳が悪いのでしょうか。 |
キャスト | ◎ | 同じ顔ぶれの作品を見掛けるようになりました。あまり続いてくると、マンネリ化してしまいますので、アクセントが欲しいです。 |
ナンバー | ○ | セリフ調のものが多く、ダラダラ感がありました。良いナンバーもありましたが、オフ作品らしいパンチ力のあるナンバーが欲しいところです。 |
ステージ | ○ | センター奥にピアノ、舞台右手にバーカウンター、左手に階段がありました。全体に安作りの印象で、重々しい貫禄は不足に感じました。時代設定が明確でありませんが、衣裳や小道具も新しすぎると思います。 |
演 技 力 | ◎ | グラブは、やや若い女性役を演じても、所作・台詞回しが似合っていました。今は、オバサン役に徹しつつも、戸井との駆け引きに魅力がありました。岡は少し加齢が気になるところですが、若作りでない渋味が出てきた感じがします。まだまだ化ける俳優かも知れませんね。 吉田は饒舌であるものの、台詞の重みを欠いていました。一晩に数店を巡るショー演出ピアニストとしては、力不足でしょうか。玉野は、芝居中ずっと無口なバーテンダーです。表情とゼスチャーに工夫が欲しいです。 |
歌 唱 力 | ◎ | 歌唱力はあるのですが、ナンバーの出来が良くないため、物足りません。 |
ダ ン ス | ○ | 軽いステップが中心の「大人しい」ステージでした。今がハッスルしたダンスもありましたが、ショートで物足りませんでした。 玉野は、カウンターから飛び出してタップを演じたものの、かなり唐突な印象でした。観客からは、タップの必然性を問う声も上がり、不自然な演出であったと思います。 |
総合評価 | ○ | ソングナンバーのレビューショーに、シナリオがオマケという印象の作品でした。しかしシナリオの手抜きが許されるはずもなく、半端な演出も気になりました。肝心のソングが物足りないことが最悪で、せっかくの良いキャストを活かしていません。 ショートな芝居でもありながら、チケット代が高いのが問題でしょう。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||