ミュージカル作品紹介(第301回) | ||||||||||||||||||
ココ・スマイル3 | ||||||||||||||||||
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キ ャ ス ト | ||||||||||||||||||
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ス ト ー リ ー | ||||||||||||||||||
ダンス教室を率いる椎名は、無料で練習場を提供するという広告に惹かれて、生徒たちを連れて旧い屋敷を訪れる。広告主の荻野は、ある課題曲を上手に歌ったチームに提供するという。しかし、堀田率いるコーラス教室も先着していた。コーラスでは不利だというダンス教室チームに、謎の少女ココが現れて、歌唱指導を行うことになる。 勝負は、三日後の発表会。両チーム全員で合宿を始めたのだが、少女の幽霊が屋敷を彷徨い歩いたという。課題曲を作曲した屋敷のお嬢様は、交通事故で亡くなったはずだが・・。 |
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ◎ | 登場人物が多いところに、内部対立など面倒な伏線を張りすぎた印象です。構図がしっかりしないだけに、展開がドタバタで纏まりが悪いです。不思議な少女ココについては面白いプロットですが、三作目を過ぎると、何らかの位置づけが必要ではと思います。 |
キャスト | ◎ | 技能はバラバラで、纏まりの悪いキャストです。今回も2チーム編成であり、習熟度にムラがありました。 |
ナンバー | ○ | 課題曲「虹の大地」は綺麗なナンバーですが、日本一を目指すと名曲としては、お粗末な印象。芝居とはいえ、リアリティを追求して欲しいです。字余りなナンバーも目立ち、子役達も苦労していた感じです。 |
ステージ | ○ | 屋敷のセットは、ほどほどに雰囲気を出しています。もう少しセットに費用を掛けても良いと思います。本物のピアノは、レトロな感がありました。照明ライトが、必要以上に多数吊されてあり、威圧感があります。ちょっとの工夫で、台数は減らせると思いますが。 |
演 技 力 | ◎ | 西島は、不思議少女をよく演じていました。毎回違ったココが登場するものの、イメージが似ています。冨田・名塚は、実力を出し惜しんでいる印象を受けます。子役達への配慮なのか、味気ない芝居です。ステージで久しぶりに見掛けた加来は、地味に振る舞う物足りない感じでした。桝川は、相変わらず浮いています。出演を手控え、スタッフに専念した方が良いのかも・・。 |
歌 唱 力 | ○ | 統一感のない歌唱でした。冨田や名塚は、もっと歌えるはずですが、芝居同様に味気なさが目立ちます。名児耶のソロがそこそこに綺麗でした。 |
ダ ン ス | ◎ | アクションに拘りがあり、難しい振付であるものの、頑張りが伝わってきます。フォーメーションが崩れることが、非常に残念です。キャストの人数を絞り込めば解消すると思います。 |
総合評価 | ◎ | 多すぎる子役を使うのは、客席を埋める方便だと思います。名の売れている子役も混ぜる以上は、発表会レベルでは可哀想です。無理に低年齢層を混ぜず、それなりの実力メンバーで構成すべきではないでしょうか。 かなり練習を積んでいるのは分かりますが、芝居に加えて、ダンス&歌唱を強いているため、いずれも半端な印象です。せめてダンスとコーラスはチーム制にした方が良かったのでは・・? 桝川氏は振付・演出家に徹した方が良いと思います。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
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