コ メ ン ト | ||
シナリオ | ◎ | ファミリーミュージカルの定番作品です。今年のコマ劇場は、宝塚の現役&OGで演じるという新趣向だそうです。白馬の王子様は、男役でないと厳しいかも知れませんが、違和感が残ります。 |
キャスト | ☆ | 47期生から84期生まで幅広い人材層を感じさせます。宝塚はよく分かりませんが、随分と贅沢なキャスティングであるとか。 |
ナンバー | ☆ | 「秘密の場所」「愛しているから」など綺麗なナンバーが多いです。少し字余り気味なナンバーもありました。定番作品なので翻訳の改善を。 |
ステージ | ◎ | 全体に安手のセットです。椅子がクルクル回転したり、妖精の女王がフライングしたり、大がかりなセットはありますが・・物足りません。ダンスシーンでの衣裳は豪華絢爛でした。 |
演 技 力 | ☆ ☆ |
遠野の透き通るような芝居が見事です。気品を感じさせる振る舞いは、宝塚ならではです。樹里は、女性っぽい雰囲気が抜けないものの、白馬の王子らしさが映えます。とくに立ち姿がキレイです。瀬戸内・峰・高汐の我が儘ぶりは、意気投合していて笑いを誘います。小難しい台詞を転がし、絶妙のタイミングとアレンジです。 鳳は楽しげに振る舞い、大きな芝居で魅せます。初風と榛名はベテランの貫禄で、ステージに重みを加えていました。 |
歌 唱 力 | ◎ | 遠野のソロは、芝居同様に透明感があり、美しいです。コーラスは、良いナンバーを欠いていましたので、やや物足りず。従者達の男声パートも冴えませんでした。 |
ダ ン ス | ◎ | 「すてきな夜」は楽しいダンスでした。格調高いものが多く、楽しさはやや不足です。フィナーレ後のレビューショーはショートで、物足りませんでした。本作と関係ないので、省略しても良いかも。 |
総合評価 | ☆ | シナリオ中での時間配分と、安手セットが、惜しいと思います。子供だましの演出があるものの、芝居は難しいなどアンバランスな印象が残りました。 宝塚作品は敬遠気味なのですが、今回は面白い作品に出逢えました。宝塚歌劇団の人材の厚さを感じさせてくれました。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||