コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | ダンスショーに色が付いたシナリオでしたので、あまり中身がありません。6人の天使達の会話に、もう少し工夫があると面白くなるでしょう。 天界の序列では、ルシフェルの方がミカエルより遙かに階位が高いはずですが、ミカエル上位の設定でした。天界の解釈は、人それぞれですね。 |
キャスト | ☆ | アンサンブルである天使達は、総じてよく踊ります。芝居はそれなりに、歌はほどほどにという印象でした。宝塚OGの作品ということで、みな男ばりでした。 |
ナンバー | ◎ | ダンスナンバーが主体でした。「真実」とフィナーレ「Song & Dance」が良かったです。 |
ステージ | ◎ | 後方に巨大な右傾斜の階段がありました。くっきり白のラインが入って、天界と地上界の象徴という感じでしょうか。階段の側面に三枚の扉があり登退場にも使われますが、冗長気味です。 少ないながらもライトを効果的に活用し、落ち着いた演出がありました。ダンス衣裳は白や黒を基調に数多く用意され、目を楽しませます。 |
演 技 力 | ◎ | 寿が一人重たい芝居をするほかは、軽いノリが主体です。可もなく不可もなくという印象を受けました。 |
歌 唱 力 | ◎ | 寿は、歌唱専門でした。年齢と体格に相応しく、重く響きある声で聴かせます。蘭香も質感のある美声ですが、寿とのデュオでは調和がもの足りませんでした。天使達は、歌える人もあり、叫ぶ人もあり・・少し自分勝手という感じがしました。 |
ダ ン ス | ☆ | 蘭香のダンスは流れるようで、躍動感のある綺麗なフォームでした。天使達もよく揃い、元気なダンスをバリエーション多く魅せてくれました。ややフォームが崩れるのが、残念です。寿はステップを合わせる程度で、ほとんど踊りませんでした。 |
総合評価 | ◎ | ダンスショートと割り切れば、☆。形ばかりに芝居と歌を合わせたという感じがしました。お客様は宝塚特有の客層であるものの、年齢の高い方が多く、ノリはまずまずでした。 化粧品の臭いが充満する客席には・・参りました。2幕+ショーが休憩無しで行われたために、一時気分が悪くなりました。。。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||