コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 二人の思いつきを掛け合わせながら、二本のショートミュージカルと、1本の名ナンバーメドレーを進めるストーリー。会話は淡泊で、作り物めいた所作が気になる半端な演出でした。進行テンポは悪くありませんが、せめてショートミュージカルは一本で整理して欲しいところです。 |
キャスト | ◎ | 黒子が三人登場し、それなりに働きを見せますが、基本的に二人芝居です。 |
ナンバー | ◎ | 名の知れた作品から次々に唱い繋いでいくのは良いものの、脈絡は全くありません。多分68本のナンバーを唱ったはずですが、最後の2本のオリジナル曲が位置づけ不明でした。 |
ステージ | ◎ | 古いデスク・ソファー・チェアーなどが雑然と置かれ、いかにも安アパートという雰囲気が出ています。衣裳もアクセントが付きますが、それほど手のこんだものでもありません。蠅叩きや紙吹雪など、ちょっとした小道具が笑えます。 |
演 技 力 | ◎ | 鈴木は、軽いノリで演じており、いつもの緊迫感はありません。安崎も軽いノリですが、少し肩を張っていた印象でした。 |
歌 唱 力 | ◎ | 唱うべきところは唱える二人です。22曲ものメドレーをとにかく歌えるとこころは感心しました。出ずっぱりで、多くのナンバーをこなすのは大変でしょう。 |
ダ ン ス | ○ | 特筆するほどにありません。 |
総合評価 | ◎ | 1回公演でしたので、あまり費用も手間も掛けられなかったのでしょうか。年初なので、こういう作品もありなのかな、という出来映えでした。客入りはまずまずで、終演後の評判も良いようでした。しかし素人にはサッパリ分からない展開だけに、主題には合っていないような気が・・。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
||
ア ク セ ス | ||
MIN−ON | ||