ミュージカル作品紹介(第261回) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
レ・ミゼラブル・オン・ブロードウェイ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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キ ャ ス ト | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ス ト ー リ ー | ||||||||||||||||||||||||||||||||
第15回を参照 |
コ メ ン ト | |
シナリオ | B.Wayでも息の長いロングラン作品です。長編小説から主要なエピソードを抽出して膨らませ、バランス良くテンポ良く再構成した本格フレンチミュージカルです。 |
キャスト | いくぶん公演毎にキャストの入れ替わりが目立つようですが、日本公演ほどになく、安定感のあるキャスティングです。 |
ナンバー | 「Finale」は「The People's Song」のパートを含めて迫力があります。「On My Own」「One Day More」など良いナンバーが並んでいます。「Tenardier Waltz」もスケールが違います。 日本公演(東宝)とはナンバーのタイトル名が異なるものもあり、少し戸惑いがありました。 |
ステージ | 豪壮なセットで、随分と費用が掛かっています。衣裳の考証もよく図られており、作りもしっかりしているようです。全体の照明は暗い方ですが、日本公演ほどにはなく、舞台が見通せないレベルではありません。 |
演 技 力 | McVEYは、張りのある声で堂々と演じており、迫力がありました。子役を含め誰もが巧く、レベルの高さを感じます。 |
歌 唱 力 | コーラス・ソロのいずれも素晴らしいものでした。連日公演しているだけに、季節限定公演である日本公演よりも、安定したグレードを維持できるのでしょう。 McVEYは、力強く伸びのある歌声でした。Edelmanは、唱い負けている印象で、「Solioquy」リプライズも物足りませんでした。Bodleは伸びと張りがあり、情感のよく伝わる歌唱でした。 |
ダ ン ス | 「Tenardier Waltz」は圧巻ですが、全体的には見せ場となるダンスが少ないと感じます。 |
総合評価 | 観劇から17月も経ってのレポートになりました。B.Wayで観てきた中では上演時間が最も長かった作品です。しかし、シナリオ運びが巧く、キャストのグレードも高いために、負担を感じませんでした。原作小説に基づく脚本であるものの、シーンの選別が明確でエピソードを盛り込みすぎないこともヒットの理由にあると思います。 蛇足>B.Wayでロングランを重ねているにも関わらず、日本公演が物足りないのが不満でした。ようやく観比べてみると、日本公演が季節限定でありキャスティングにも問題のあることが、改めて確認できました。若手俳優には登竜門としての価値がある作品ですが、やはり変わっていく必要があると思います。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | |
IMPERIAL劇場(Broadway at 249 WEST 45rd Street,NY) | |