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ミュージカル作品紹介(第251回)
M Y 麗 美 優 V
■劇  団 薔薇笑亭SKD
■鑑 賞 日 平成13年9月30日(日) マチネ
■劇 場 名 銀座ガスホール(銀座)
■料  金 全席指定�,000円(前売料金)

■演  出 富士 輝子,小泉 博美
■音  楽 奥山 まさし    ■音  響 岩下 雅夫
■照  明 塚本 悟      ■舞台監督 伊藤 信
■美  術 阿部 明彦     ■振  付 富士 輝子,香 マコ
■歌唱指導 畑山 佳代,紅 エミ
キ ャ ス ト
西紀 佐江子,星里 くらら,立花 梨恵,芹 なづな,大曽根 伸江,
瑠璃 あや夏,麻生 侑希,藤川 洋子,奈津 このみ,山本 晴美, 
日高 理恵,二木 美樹,彩乃 美紀,小野 布美子         
ス ト ー リ ー
第一部:「華祝舞」
 「花ごよみ」「藤紫」「菊の宵」「民謡絵草紙」「ちゃっきり娘」「桜かっぽれ」などと題した純和風芸能を披露
第二部:「シャイニングフラワー」
 「ハイビスカスの風」「星空のスィトピー」「夢のカトレア」「ラベンダールージュ」などと題した懐かしのレビューショーを披露
コ メ ン ト
シナリオ 無駄な芝居等を含まず、淡々と30近い出し物を披露していました。いずれの出し物も相関関係がありませんが、入れ替わり立ち替わり魅せるステージは逸品です。第一部・第二部ともに幅広いジャンルに題材を求めていて、見飽きません。
一人何役もこなすため、早変わりが大変なようでした。それでもステージの暗転を短くすべく、登退場の順序などに工夫がありました。
キャスト SKD卒業生は、もう良い年齢のようです。しかし男役・子役などを演じて無理がなく、レベルの高さを感じさせます。卒業生以外の若手も客演に登用していましたので、キャストのバランスもまずまずでした。
ナンバー かかしのひとりごと」「桜かっぽれ」「カサブランカダンディー」が楽しめました。あまりにも出し物が多く、際立って印象に残るナンバーは少な目です。
ステージ セットは必要最小限という印象でしたが、小道具が多く、衣裳が凝っていました。多種多彩な出し物であるため、必要な衣裳が膨大であり、着物一枚に至るまでしっかりした造りでした。照明の使い方も手慣れてありました。
演 技 力 全編を通して、表情・所作・振舞いのいずれも良く配慮されていました。元プロの貫禄が伝わってきます。個人では、星里の男役が立派でした。対する西紀は、年期の入った演技でした。瑠璃の飴売りも面白かったです。
歌 唱 力 星里は声が細く、聞き苦しい場面がありました。星里西紀がまずまずでした。声に関しては、若干衰えがあるのかも知れません。
ダ ン ス 多種多様な出し物のために、随分と練習を積み重ねことでしょう。完成度が高く、格別コメントすることがありません。
総合評価 毎秋に銀座ガスホールで上演されるそうです。観客の年齢層は高めですが、ギッシリと入っておりファンが多いことが分かります。来年も上演予定が決まっているようです。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
薔薇笑亭SKD
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