ミュージカル作品紹介(第235回) | |||||||||||||||||||||||
アニー・ゲット・ユア・ガン ・オン・ブロードウェイ |
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キ ャ ス ト | |||||||||||||||||||||||
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ス ト ー リ ー | |||||||||||||||||||||||
田舎娘だが銃の名手であるAnnieは、射撃ショーのスターFrankに一目惚れする。Annieに射撃で挑戦し、Frankのアシスタントに収まったのだが、挑発にも目を呉れない。そこへ座長Buffaroが、Annieをショーの主役にしようと言い出した。 気を悪くしたFrankはライバルの一座へ転職してしまったが、Annieのショーは大盛況。しかし射撃ショーも下り坂になって、二人の一座が合併する話に・・。Frankは、Annieにリターンマッチを申し込む。 |
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コ メ ン ト | |||||||||||||||||||||||
シナリオ | 名女優エセル・マーマンの主役で大当たりした舞台のリメーク版です。シンプルなシナリオで分かりやすいですが、色々と出てくるジョークは日本人には難解でした(観客はよく笑っていました)。 | ||||||||||||||||||||||
キャスト | Petersは、ハマリ役と評判で、トニー賞主演女優賞を受賞したばかりでした。その存在感が大きいですが、アンサンブルは演技も歌もダンスも質が揃っているようです。 | ||||||||||||||||||||||
ナンバー | 「There's No Business Like Show Business」は超有名なナンバーです。それに比べると、他のナンバーは色褪せて聞こえます。 | ||||||||||||||||||||||
ステージ | センターに回り舞台があり、両袖に斜面が作られていてオーケストラとキャストが待機しているのが見える変わった構成です。開幕と同時に回り舞台から迫り上がっていく照明群も面白いです。 西部風の時代がかったガンマン姿や夫人衣裳が面白く、ケバいステージ衣裳も良い雰囲気です。暗転は最小限に抑え、素早い場面転換も行われています。 |
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演 技 力 | Petersは、鼻に掛かかった舌足らずな話しぶりで、機関銃のようなしゃべくりもユニークです。手笛や奇声など奇行も多く、動作もオーバーで楽しいです。子役達のノリも良く、微笑ましいシーンがありました。Blakelyのチョコマカした所作で、剽軽な立ち回りが笑えます。 WoaptとPetersの射撃は、身振りと音だけなので、何がどうなっているのか分かりませんでした。アンサンブルは、観客の目に付きにくいシーンでもキチンと演技をしています。 |
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歌 唱 力 | Petersの歌唱は演技の一環ということで、変わった声のまま唱われていました。しかし声量があり、唱うべき所は声も綺麗です。 コーラスは迫力があります。とくに「There's No Business Like Show Business」は圧巻です。 |
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ダ ン ス | 「There's No Business Like Show Business」のダンスは見応えがあります。大人数でも揃っていて、気持ちが良いです。周り舞台上で繰り広げられる集団ダンスに、何度か見応えがありました。 | ||||||||||||||||||||||
総合評価 | ブロードウェイで初めて観た作品に成ります。開幕早々から観客の拍手あり爆笑ありで、変わったステージでした。あっさりしたカーテンコールでしたが、観客が総立ちになったのは本作だけで、印象的でした。 主演女優に依存した作品ではありますが、シンプルで味わいがあります。最近のロングラン作品群とは、少し毛色が違っているようです。 |
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上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | |||||||||||||||||||||||
MARQUIS劇場(1535 BROADWAY at 46th Street,NY) | |||||||||||||||||||||||