ミュージカル作品紹介(第207回) | ||
ブロードウェイ・ミュージカル・ カンパニー[ジャパンツアー公演] |
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■劇 団 ブロードウェイ・ミュージカル・カンパニー ■鑑 賞 日 平成12年11月25日(土) マチネ ■劇 場 名 新宿文化センター・大ホール(新宿三丁目) ■料 金 全席指定S席�,000円(前売料金) ■構成・演出 Bernard Marchais(ベルナール・マルシェ) ■振 付 Jeanette Damant(ジャネット・ダマン) ■衣 裳 Joachim Blondeel(ジョアキム・ブロンデール) |
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キ ャ ス ト | ||
Marianne Miagat,Katrin Gerken,Oliver Houlez, James Morgan,Joel Mitchell,Nicola Vincent, Paul Bailey,Rachel Patterson,Frances Rivas |
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ス ト ー リ ー | ||
ブロードウェイ作品の名ナンバーをメドレー中心で構成したレビューショー。 | ||
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 作品やコンセプトを中心に14のセクションに分けてのレビューでした。日本で馴染み深い作品も多いですが、目新しいものもありました。無言劇があるものの、全体としてのストーリー性はありませんでした。 |
キャスト | ◎ | 全員でのコーラスやダンスもありましたが、シンガーとダンサーの色分けは明確にされていました。本場ブロードウェイを名乗る割には、少しレベルが低いと感じました。国籍は様々で若手が中心です。 |
ナンバー | ◎ | 名ナンバーの有名なフレ−ズを中心に編集したメドレーで、短時間で見せてくれる分だけお得なレビューです。コーラスライン・キャバレー・レミゼ・ジーザスなどからチョイスされています。 |
ステージ | ◎ | バックにオーケストラが陣取り、いささか狭いスペースでダンスを見せるように成っていました。オーケストラを絡めることもありましたが、ちょっと邪魔な感じです。左方にささやかな階段、右方にカクテルライトのスタンド、バック上方にマトリクス状に配した電球群がありました。電球群は安手でも効果バツグンです。衣裳は、キンキラもありましたが、概ねシンプルです。 |
演 技 力 | ○ | 真面目な顔をしてユーモアある仕草などもありますが、あまり感情が籠もっていない印象です。緊張があるものか、一応やっているというスタイルが気になります。指揮者が日本語もどきのスピーチをするなど、日本語を随所に使っていました。 |
歌 唱 力 | ◎ | シンガーはそれなりに聞かせてくれますが、慌ただしいメドレーのため十分に歌い尽くすシーンがありませんでした。MiagatとGerkenのソロは、印象に残る美声です。 カーテンコールで、レミゼの「ThePeople'sSong」を日本語で歌い通したことに感動しました。後半は日本語らしく無かったけれど・・。 |
ダ ン ス | ◎ | 個々のダンサーは、フォームが綺麗でダイナミックな踊りを見せています。しかし、シンガーを混ぜての集団ダンスでは、フォーメーションの乱れが目立ち、かなり見苦しいシーンもありました。もう少し演出でカバーする努力が欲しいです。 |
総合評価 | ◎ | 全体として纏まりに欠けたため、苦しい◎評価です。それなりに舞台経験のあるキャストを集めているようですが、ジャパンツアー組ということもあるのか、レベルはやや低いと思います。またダンスの拙さが目立ったのが残念で、チケット代の設定は高いと感じました(7,000円以下が妥当でしょう)。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
ブロードウェイ・ミュージカル・カンパニー | ||