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ミュージカル作品紹介(第126回)
ほしくずのてんし・2
■劇  団 MAWS
■鑑 賞 日 平成11年11月27日(土) マチネ
■劇 場 名 ブディストホール(築地)
■料  金 全席自由�,500円(前売料金)

■脚本・構成・演出・作詞・作曲 厚木 強
■作詞・作曲・歌唱指導 榎本 みゆき
■照  明 堀井 俊和     ■音  響 杉澤 守男,小島 信一
■舞台監督 わだもりたけ    ■舞台美術 ステージファクトリー
■衣  裳 いのうえすみえ   ■音  楽 中島 由美子
■振  付 大川 惠子     ■ボクシング指導 伊丸岡 篤
キ ャ ス ト
空(たかし) (岩浪 彰良)   仁      (吉野 貴宏)
五郎     (師走 徒夢)   慎吾     (秋葉 大介)
さより    (瑠璃あや夏)   さくら    (相沢  忍)
カンナ    (厚木 一葉)   あさり    (榎本みゆき)
鯛造/大吾  (山下洵一郎)               ほか
ス ト ー リ ー
 前回観劇の第125回ほしくずのてんし・1」を参照して下さい。
コ メ ン ト
シナリオ オープニングの揃わないナンバーやプロットを削除し、イントロを夢オチ風のエンドレスに改めていました。シナリオ的にはかなり改善されたように感じました。あとは無理矢理カップルを創り出す設定の無理と、従業員の名前をわざわざ呼び違える諄さが気になりますか。
キャスト 経験のバラツキは依然残っているようでしたが、公演回数をこなすウチに芸もこなれてきたようです。とくにメインキャストの演技にハリが見えてきました。「一言言わせてもらうよ」を褒める読者が多かったです。
ナンバー オープニングのナンバーが削除されたことで、リプライズのくどいシーンも減り、ナンバーも輝きを得たようでした。
ステージ 前回は気付きませんでしたが、ベンチを何度も登場させて印象づけていました。簡単な小道具ですが、面白い演出です。榎本が毎回着物を変えていた芸の細かさにも感心しました。しかし全体には○。
演 技 力 岩浪はやや疲れ気味で、前回ほどに子供声に徹し切れていませんでした。終演後の声は少し涸れていたようです。秋葉師走のテンションが上がり、吉野を絡めたバランスが上がったようです。これで吉野の虚勢がちな雰囲気も後退しました。榎本瑠璃はあまり変わりませんでした。
歌 唱 力 厚木がせっかくの見せ場を弱めていました。岩浪のデュオは相変わらずという印象です。
ダ ン ス 特にコメントする点はありません。
総合評価 大胆にオープニングを削ったところが評価できます。リプライズの回数が減ったことでメリハリが出たことや、公演時間の短縮ですっきりしたことも良かったです。キャストのパワーがかなり上がっていましたが、前回公演の観客が30人で、今回が130人ぐらいだったことも影響しているでしょうか。単に場数を踏んで巧くなったのでは、問題ですね。ミュージカルは「一期一会」が必要なのですから。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
本公演は12枚のチケットをプレゼントしました。
ア ク セ ス
MAWS
 事務所/東京都中央区銀座6−3−12   Tel:
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