ミュージカル作品紹介(第102回) | ||
太陽のつぶつぶ | ||
■劇 団 劇団ふるさときゃらばん ■鑑 賞 日 平成11年8月6日(金) ソワレ ■劇 場 名 日本橋三越劇場(三越前) ■料 金 全席自由�,800円(大人券) ■脚 本 天城 美枝 ■演 出 石塚 克彦 ■音 楽 寺本 建雄 ■振 付 劇団ダンススタッフ |
||
キ ャ ス ト | ||
相変わらずキャスティング不明・・・ | ||
ス ト ー リ ー | ||
都会の子供達や母親達が先生に引率されて、棚田のある田舎町にやって来た。田んぼで田植えの体験、お米の発育、お米の歴史などオムニバス形式で展開・・・。子供達に農業の楽しさを小劇場内で教えようとするファミリーミュージカル | ||
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 後半に若干ストーリーらしさが現れますが、1時間1本勝負のショートミュージカルでした。 |
キャスト | ◎ | お馴染みのメンバーが入っていますが、地声勝負のため歌唱はガタガタ、売りのダンスも制限された時間内でドタバタでした。あまり実力を出して切っていない感じでした。 |
ナンバー | ○ | ナンバーリストが無いのでコメントできませんが、音楽は比較的単調で、歌詞は訴え掛けたいというパワーが大きすぎて持て余し気味でした。 |
ステージ | ◎ | 棚田や山並みを描いたバックがあり、ビニールハウスや大木の「うろ」を形取った衝立を活用したシンプルなものでした。裏山から農業用水を引いてきた男の話を演じる人形劇もシンプルながら秀逸でした。子供向けとして面白いものでした。 |
演 技 力 | ◎ | 主人公(?)の少年役は、少しマッチしていない小難しいセリフを乱発し奮闘しましたが、物足りませんでした。お米の歴史を語って聞かせたイネちゃん達は面白いマイムを見せていました。しかし全体的に泥臭くパッとしない演技です。 |
歌 唱 力 | ○ | ナンバーの責任でもありますが、音が外れたり割れたりして怒鳴り声という感じでした。あまりコーラスを揃えようと言う意図がなかったらしく、バラバラでした。発声はみな良いのですが・・・。 |
ダ ン ス | ○ | 大きく元気のあるダンスシーンがありました。お米の発育を表現するシーンやトラクターを表現するシーンは楽しいものでしたが、ダンスというレベルかどうか微妙です。一応タップもありました。 |
総合評価 | ◎ | 作品としての出来は○です。単発もので小劇場と言うことがありますが、それなりの値段を取る商業大手であるだけに、もう少し纏まりが欲しいところです。ファミリーを相手に農業の良さを訴えたいというコンセプトは理解できるので、1ランクアップにしました。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
||
ア ク セ ス | ||
劇団ふるさときゃらばん 事務所/東京都小金井市本町6−5−3 Tel:0423-81-6721 チケットセンター/Tel: |
||