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ミュージカル作品紹介(第66回)
ナッシング・バット・ミュージカル2
■劇  団 タナボタ企画
■鑑 賞 日 平成11年3月17日(水) ソワレ
■劇 場 名 草月ホール(青山一丁目)
■料  金 全席指定�,725円(前売料金)

■構成・演出・訳詞 忠の仁
■音楽監督・編曲 林 アキラ
■振  付 上垣内 ふみ    ■美  術 野村 真紀
■照  明 岡澤 克己     ■音  響 小沢 高史
■衣  裳 宇野 善子     ■舞台監督 桑山 正道
■S  V 南 真紀子
■制  作 関 久美子,喜久村 栄,尾高 真美
キ ャ ス ト
鈴木ほのか , 岡 幸二郎 , 林 あきら
上垣内ふみ , 須賀 淑恵        
ス ト ー リ ー
[第一幕]鈴木を挟んで、が恋の鞘当て
[第二幕]鈴木,岡,林の三人でソロ・コーラスを競演。園児服を着ての
     コメディーも
コ メ ン ト
シナリオ 有るようで無かったミュージカルナンバーショーです。トークショー擬きのお芝居も交えて名ナンバーを歌い継ぎます。
キャスト 主演3人は堂々としていて貫禄十分です。
ナンバー レ・ミゼラブル・組曲」「アンセム」「アニーよ銃を取れ・メドレー」がアレンジ入りで楽しいです。お茶目な「シー・ラブズ・ミー・ノット」もなかなか楽しいです。オリジナルはありませんでした。
ステージ ちょっとテラスをイメージし、中央に階段を配したシンプルな構成でした。あまり意味はありませんでしたが・・・。
演 技 力 鈴木の清楚なイメージとは違う楽しい演技が見られました。の剽軽なアクションが多く、笑いを集めていました。本当にマルチタレントですね。
歌 唱 力 の張りと重量感のある歌い方は素晴らしいです。の突き抜けるような高らかな声も素晴らしいものでした。鈴木には少し苦手なナンバーがあったようでした。
ダ ン ス 主演3人はちょっとしたステップとダンス以外は披露しませんでした。上垣内須賀は伸びやかな創作系ダンスを披露しましたが、少し脈絡がない感じがしました。
総合評価 ショーとしては素晴らしい出来でした。が、ミュージカルと呼ぶには少し稚拙な感じがしました。確かに歌・ダンス・芝居はありましたが・・・主力の歌さえも既製のナンバーでしたので。それとタナボタのメンバーである忠の仁はなぜ出演しないのでしょうか。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
タナボタ企画
 事務所/東京都新宿区戸山1−16−10   Tel&Fax:
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