ミュージカル作品紹介(第32回) | ||
ウェディング・パレス | ||
■劇 団 ミュージカル劇団DREAM ■鑑 賞 日 平成10年9月19日(土) ソワレ ■劇 場 名 調布市文化会館たづくり くすのきホール(調布) ■料 金 全席全日自由�,500円(当日清算) ■脚本・演出 藤本 洋 ■音楽監督・作曲 安藤 由布樹 ■振 付 原 津加沙 ■演技指導 矢野 宣 ■歌唱指導 渡辺 昌子 ■舞台美術 前野 秀雄 ■照 明 高野 勝征 ■舞台監督 福嶋 勤 ■音 響 LIBERTY |
||
キ ャ ス ト | ||
辛島響 (伊澤 真理) 潮田芸 (由田 康二) 千駄木轟 (川崎 耕平) 銭高大 (秋田 高知) 鴫野万由 (小山さくら) 星昴/新郎 (早石 伸之) 薬丸瞳 (岩城 知子) 寺西渉 (篠原 豊) 仁科恵子 (小林 郁子) 風早有希 (藤波 志帆) 椎名千尋 (佐藤 文子) 鷺山里香 (前田えりな) 新婦 (藤井 美晴) カメラマン (今井 理恵) ほか |
||
ス ト ー リ ー | ||
「温もりあるブライダル」がキャッチコピーの結婚式場。響の企画したイベントショーに成功し、経営のテコ入れを図っている。そんなある日、ハワイ行き旅客機が墜落し、二組の挙式客が死亡・・・持ち上がる賠償責任問題。社長の銭高はじめ社内全体はパニック状態 やがて飛行機事故の責任は回避できることに決まったが、遺族の恵子から亡くした妹夫妻のための追悼演劇公演に式場を提供して欲しいと頼まれる。反対する銭高を説得しようとする響に、共感した社員一同が協力し、さらに新聞記者の芸も押し掛けて、社長の説得に成功した 公演は大成功を収め、わき上がる式場に現れた芸は、響の情熱に惚れ込んでの突然のプロポーズを・・・ |
||
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 実話を題材に造られているということですが、やや盛り沢山にしてしまったところが話を発散させてしまったようです。渉の話は省略して、万由のオーディションの話を膨らませて、前後関係がはっきりすると良かったのでは・・・と思います。 |
キャスト | ○ | パッとするキャストが見当たりませんでした。あまり個性的な役柄設定がなかったため、かも知れません。 |
ナンバー | ☆ | 「自由に生きたい」「悲しみの中から」「カーテンコール」がお奨めです。「アルバム」に自分の体験を重ねてホロッときました。 |
ステージ | ◎ | ちょっと大道具、小道具が多すぎた感じがします。小道具の場合、少し安手の作りが目立ちすぎてマズいところも気になりました。シナリオを整理して道具を整理すれば良くなると感じました。 |
演 技 力 | ◎ | やや動きの悪いシーンもありましたが、まずまず良かったと思います。 |
歌 唱 力 | ○ | 小林のソロは聞かせてくれますが、全体的にはパワー不足に感じます。俳優の一人一人が精一杯唱って欲しかったですね。独特の「影コーラス」でフォローはしてありました。 |
ダ ン ス | ◎ | 小山のダンスはオーソドックスな物ですが、気に入りました。もう少し自信を持って踊ってくれればさらに良いでしょう。「変身!変身!」でのタップやカーテンコールも楽しいダンスですが、やはり自信のないキャストが混じっていて力不足に感じます。 |
総合評価 | ◎ | 500人近く収容する収容するステージでしたが、びっしり埋まっているのに驚きを感じました。第3回公演でこれだけの観客を動員できるのは素晴らしいことです。一層のグレードアップを期待します。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
||
ア ク セ ス | ||
ミュージカル劇団DREAM 事務局/東京都府中市宮西町3−16−2−302 Tel:0 |
||