ミュージカル作品紹介(第30回) | ||
行け!行け! フリーターKING |
||
■劇 団 劇団未来良夢 ■鑑 賞 日 平成10年9月11日(金) ソワレ 平成10年9月14日(月) ソワレ ■劇 場 名 池袋シアターグリーン(池袋) ■料 金 全席全日自由�,000円(同一ブロック公演無料) ■脚本・演出 大杉 良 ■演出協力 吉田 良全 ■照 明 金子 修樹 ■衣 裳 国川 直樹 ■舞台美術 寺岡 崇 ■音 響 小島 久典 ■動作指導 マー坊 ■舞台監督 小沢 真史 |
||
キ ャ ス ト | ||
中宮寺弘正 (大杉 良) 田中のぼる (千田 公哉) 藤城綾 (11日公演/植松 りか,14日公演/大谷 栄子) 中村公伸 (マー坊 ) 大越剛 (藤井 厚) 月島健 (松嶋 亮太) 柏木哲也 (師走 徒夢) 若松友美 (高梨友理子) 新庄礼子 (長谷川 愛) 今井久江 (榑松 史江) 落合 紀子 (マリコ ) |
||
ス ト ー リ ー | ||
自らをヒーロー、スター、エンターティナーと公言して憚らない弘正は、「行け行け!フリーターKING」という企画を思い付いた。全国からフリーターを呼び集め、某企業が作ったバーチャル体験装置を使って数々の試練を与え、真のスター、真のエンターテイナーを選抜するというものだ オーディションに集まった8人の参加者を、イ×ディージョー●ズの世界、ス●ーウォーズの世界、タ●タニックの世界へ導いて、競わせるのだった。あくまでバーチャル世界なのでだれ一人死ぬ者は居ないが、KINGは決まらない ふとした手違いで弘正も加わり、全員で第1ステージからやり直すハメに成ったが、やがて未完成なバーチャル装置が暴走をして・・・ |
||
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ◎ | その設定がオリジナル過ぎて笑えます。しかも脚本家にして演出家の大杉が自ら主演までこなすので・・非常にハマったシナリオ展開を見せます。 |
キャスト | ☆ | どれも個性バリバリのキャストが揃っています。藤井とマリコがやや弱いですが、それも相対比較の話です。 |
ナンバー | ○ | ゆけゆけ川●浩を全員で唱います。本作は一応芝居ですのでコレだけです。 |
ステージ | ☆ | ステージは狭いため、大道具は舞台奥の手すりのみ。小道具もビームサーベル他数点だけです。バーチャルな世界をキャストの演技力とライトとスモークだけで演出するので、実に素晴らしいステージと成っています。演劇のステージはこうあるべし。 |
演 技 力 | ☆ | 誰もが見事に演技をこなします。滝壺に填り、大岩を避け、虫に襲われ、傾く甲板を演じる各シーン・・・細かい個人芸も楽しいです。例えば、松嶋の水死体、藤井の●×、師走の干物など見どころは沢山あります。 |
総合評価 | ☆ | ごめんなさい、ミュージカルのジャンルには入らないのです。一曲だけ歌って踊るので入れてみました。しかし!しかしですよ。これま観たミュージカルやストレートプレイでここまでスゴイ作品は有りませんでした。ということでご紹介しました。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
||
ア ク セ ス | ||
劇団未来良夢 | ||