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ミュージカル作品紹介(第21回)
BOWZ STREET
〜 夢のあと 風の詩 〜
■劇  団 TOKYO BOWZ
■鑑 賞 日 平成10年8月20日(木) ソワレ
■劇 場 名 die pratze(神楽坂)
■料  金 全席自由�,200円

■脚本・演出 荒木 良太     舞台監督 山岸 秀和
■照  明 米村 俊彦      音  響 菊池 ゆかり
■作詞・作曲 バンダ 詩朗,山内 努,渡辺 俊行,KIKY
■音  楽 奥野 智利,渡辺 俊行,山崎 あけみ
■振  付 中村 さち恵     舞台美術 入倉津
■衣  裳 ARISU      ヘアーメイク 井上 のぞみ
■製  作 荒木 千恵子,平形 有子
キ ャ ス ト
神岡七音   (水島 義人)    鳩崎エミリ  (平形 有子)
静ママ    (長谷川真親)    戸川   (MICHIKO)
美咲   (もんでんいく子)    紅音   (ますたにあやこ)
SAM    (高須 章江)    シロ     (石原由美子)
航平     (福士  準)    理佐・老婆(くにとうみゆき)
結里子    (宮原千恵子)    光山響    (荒木 良太)
ス ト ー リ ー
 かつて米軍基地があった過疎の町BOWZ−STREETに七音が帰ってきた。町の若者が集まる店JUNESSで同期生だったエミリ航平と語り合う七音。名トランペッターとしての地位を築いた彼だったが、空虚感に苛まれて帰ってきたのだという
 七音の悩みの原因が、かつて事故死した恋人結里子と、未だに大人の世界を否定し続けると、に対する感情のもつれだと気付いた仲間たちは、七音を励まそうと・・・
コ メ ン ト
シナリオ 重い、暗い、難しいの三拍子揃ったストレートプレイです。七音の悩みの深さを表現するためか会話も重いです。あまりミュージカル向きでないのかも知れません。
キャスト 面白いキャラクターが集まっています。
ナンバー 風の詩」「そよ風のうた」「カーテンコール」がお薦めです。キャスト全員で唱うので迫力があります。シナリオとナンバーが完全に分離されているので、ちょっと残念です。
ステージ やや狭いステージ、バックにバーのイメージが配置されているほかは格別のセットもありません。ステージ左脇の柱は味がありますが、上手に使いこなしていました。効果音はいろいろ工夫されています。
演 技 力 みんな真剣で楽しいです。水島は自然な演技が映えます。長谷川のオカマ言葉と仕草も自然に見えました。高須の派手派手な衣裳と小さいからだを大きく見せようとする演技も素晴らしいです。
歌 唱 力 狭いステージの割に音が響かないようです。それを補うためかほとんどのナンバーを全員で唱って補っています。個々人の歌唱力は少し落ちるのかな。叩きつけるような歌声が良いです。
ダ ン ス オリジナル性の高いハードな動きが取り込まれています。ダンスをこなしながらも歌が出てくるところはスゴいです。
総合評価 ストレートプレイの合間にナンバーが割り込む感じで物足りない感じがしました。上手にシナリオとナンバーを組み合わせてあれば☆評価ですが、ワンランク・ダウンにしました。
あと劇場の座椅子が堅〜〜いです。薄い座布団の上で2時間公演は拷問でした。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
ACT MAFIA TOKYO BOWZ
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