ミュージカル作品紹介(第20回) |
GANg(ギャング) |
■劇 団 郡司プロダクション ■鑑 賞 日 平成10年8月15日(土) マチネ ■劇 場 名 セシオン杉並 ■料 金 全席指定�,000円 ■脚 本 福田 陽一郎 ■演出・振付・脚色 郡司 行雄 ■作 曲 玉麻 尚一 ■作 詞 玉麻 尚一,PAORA ■美 術 孫福 剛久 ■照 明 山田 茂 ■音 響 竹内 了 ■衣 裳 鶴谷 慶二 ■装 置 羽鳥 芳幸 ■舞台監督 小嶋 次郎 ■製 作 大木 香枝 |
キ ャ ス ト |
ビル (野口亜紀子) チータ (吉田紗耶加) ランラン (宮本 晶子) リリー (斎藤 美代) ローズ (味岡江梨子) ポピー (長田 陽那) ワルサー (郡司 行雄) コルト (桐生 康詩) マグナム (松本 智) ウィンチェスター(丸山 玄) メアリー (月田真美子) ほか多数 |
ス ト ー リ ー |
時は1932年、禁酒法時代のシカゴ。クラブ経営者だった父親を殺されたビルは、ギャングワルサーの一味にクラブの引き渡しを迫られる。街の仲間たちや駆けつけた叔母に勇気づけられたビルは、自分たちでクラブを盛り立てようと決心をした 新開店の前日、ワルサー一味を招待して油断させるつもりが、気付かれて大騒動に発展。ワルサーの息子チータのお陰で流血は避けられた。ワルサーも心を入れ替えてビル達に協力を申し出るのだったが・・・ヒロインリリーの行動が、複雑なもつれを生んでしまう |
コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 第一幕はくどいシーンが多いものの、第二幕は色鮮やかなステージが順々に繰り広げられて楽しいです。う〜ん、出し物の名前が分からないから説明できません(ごめんなさい)。 |
キャスト | ◎ | 舞台を占めるのはたくさんの子供たちです。20歳以下の女の子がボーイズとガールズに分かれて熱演します。宮本の京劇風剣舞は素晴らしかったです。最年少の長田は、おしゃまな役を良くこなしていてエラいのです。きっと名の売れる子役に成長するでしょう。 |
ナンバー | ☆ | 「アイダホ・アイ・ラブ・ユー」「あなたが見つけてくれたから/遠い光、夢を見るなら最後まで」がお薦めです。 |
ステージ | ◎ | ステージ音楽のボリュームが大きすぎて歌が聞き取れないところがありました(ボリュームはシーンに合わせて絞って欲しかった)。照明は少し暗い感じです。舞台装置はシンプルでまずまずですね。衣裳も色鮮やかで、ふんだんに用意されていたので素晴らしいです。 |
演 技 力 | ○ | ダンスの映えに比べると、かなり見劣りしてしまいます。しかし全員真剣な顔つきでしたので、厳しいコメントはパスします。 |
歌 唱 力 | ○ | 踊りの激しいナンバーは口パクだったのが残念でしたね。歌唱力は発展途上ですのでコメントしないことにします。 |
ダ ン ス | ☆ | 日劇ダンシングチーム(NDT)出身の郡司氏が指導する振付は素晴らしく、躍動感あふれるリズミカルなダンスが繰り広げられます。また郡司氏のタップダンスは絶対お薦めです! |
総合評価 | ◎ | 93年の初演から毎年開催されているファミリー・ミュージカルです。若いパワーが溢れる作品ということで二重丸!! |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
郡司プロダクション 事務所/東京都世田谷区世田谷2−25−2 Tel: |
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