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ミュージカル作品紹介(第18回)
ロマンス・ロマンス
■劇  団 ワンズアート研究所
■鑑 賞 日 平成10年7月12日(日) マチネ
■劇 場 名 東京芸術劇場 中ホール
■料  金 全席指定�,500円(前売料金)

■原  作 オフ・ブロードウェイ「ROMANCE ROMANCE
 脚本・作詞Barry Harman
 音  楽Keith Herrmann
■演  出 野沢 那智      翻  訳 三砂 博
■訳  詞 勝田 安彦      音楽監督 加古 隆
■振付指導 川西 清彦      声楽指導 古賀 義弥
■舞台監督 小林 清隆      プロデューサ 猪熊 佐恵子
キ ャ ス ト
[第一幕]
ジョセフィン (安寿 ミラ)    アルフレッド (山路 和弘)
[第二幕]
サム     (山路 和弘)    モニカ    (安寿 ミラ)
バーブ    (北村 岳子)    レニー    (本間  仁)
ス ト ー リ ー
[第一幕]資産家で遊び人のアルフレッドは、本当のロマンスを求めていた。そんな彼が出会ったのは高級娼婦のジョセフィンだが、彼は貧乏詩人を、彼女は貧乏針子を演じて、互いの本当を知らない。お互いに惹かれるものを感じたアルフレッドは、真実を打ち明けようと決心するが・・・

[第二幕]プラトニックな関係を長く続けてきたサムモニカ。二人には既に別のパートナーがあって家族ぐるみの付き合いだ。互いの夫婦4人で別荘を訪れた夜、酔いに任せてサムはモニカを誘い出したのだが・・・
コ メ ン ト
シナリオ 珍しいと言えば珍しいミュージカルで、第一幕と第二幕は全く別個のストーリーです。
キャスト キャストはわずかに四人です。安寿は宝塚の元トップスターで、ダイナミックな踊りと声が売り物です。山路は劇団青年座所属でTVドラマにも出演中だそうです。北村本間は第一幕でいくつも脇役をこなします。
ナンバー 特別感動するようなナンバーは見当たりません。安寿の声は、もちろん素晴らしいです。
ステージ かなりシンプルであり、特筆すべき点はありません。セットに金を掛けているのは間違いないですが・・・
演 技 力 山路の演技は味があります。しかし北村の演技は面白いが歌声に張りがありません。本間は全体に演技が堅いです。複数のミュージカルで主役を務めたという触れ込みほどではありません。
歌 唱 力 それなりの完成を見ているといいますか・・
ダ ン ス 特筆する点はありません。
総合評価 安寿と山路の二人ミュージカルの方が面白そうです。米国では大ヒット中とプログラムに書かれていますが、きっと俳優の質が高いのでしょうね。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
ワンズアート研究所
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