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ミュージカル作品紹介(第5回)
クレイジー・フォー・ユー 1997
■劇 団 名 劇団四季
■鑑 賞 日 平成9年9月15日(月) マチネ
■劇 場 名 大阪MBS劇場(堂島)
■料  金 全席指定 S席10,500円(会員割引)

■原  作 オン・ミュージカル「CRAZY FOR YOU
 原  作:GUY BOLTON(ガイ・ボルトン)
     :JOHN McGOWAN(ジョン・マクガワン)
 原案・脚本:KEN LUDWIG(ケン・ルドウィッグ)
 原案・演出:MIKE OCKRENT(マイク・オクレント)
 作詞・作曲:GEORGE GERSHWIN(ジョージ・ガーシュウィン)
      :IRA GERSHWIN(アイラ・ガーシュウィン)
 美  術:ROBIN WAGNER(ロビン・ワグナー)
 衣  裳:WILLIAM IVEY LONG(ウィリアム・アイビー・ロング)
 振  付:SUSAN STROMAN(スーザン・ストローマン)
■企画・製作 浅利 慶太 訳  詞 高橋 由美子
■舞台監督 平塚 政彦
ほか
キ ャ ス ト
ボビー    (荒川  務) ポリー    (保坂 知寿)
ザングラー  (広瀬 明雄) ボビー・ママ (木村不時子)
ランク    (川原洋一郎) アイリーン  (森 以鶴美)

ほか多数
ス ト ー リ ー
 銀行家の息子ボビーは、気っ風が良く、NYのザングラー劇場でもモテモテの好青年である。三度の飯よりダンスが好き、タップダンスなら誰にも負けないとばかりにザングラーへ売り込む。しかし、古風な彼には受け入れられない
 ボビーのグウタラ生活に我慢がならないママは、彼に田舎町の劇場を差し押さえる仕事を命じたのだが、劇場の娘ポリーに一目惚れ。一転して、劇場保全に立ち上がった。
 しかし、差し押さえの一件がバレて相手にされないボビーは、ザングラーに化け、劇場の大勢の踊り子を引き連れて取って返した。売り込みに成功し、若者たちを引き込んでショーを準備したが・・客が集まらずに散々。そこへ婚約者アイリーンと、本物のザングラーがやって来た!
コ メ ン ト
シナリオ じれったい場面、気恥ずかしい場面、元気いっぱいの場面、ハラハラドキドキさせてくれる素晴らしい作品です。
キャスト 荒川保坂を除くと、印象の薄いキャストが多いのですが、全体として纏まりを見せてくれます。こういうキャスト構成もあるのか、という感じがします。
ナンバー あまりパッとするものは見当たりません。旋律・テンポは良いのですが、音響が力不足だったのと、翻訳歌詞が不味い感じがして、印象が薄まってしまいました。
ステージ 西部劇を思わせる街並みと、すっきりした造りのステージが良いですね。公演チラシにも使われている椅子のバリケードを築くシーンは、対称的に壮観です。
演 技 力 荒川のボケた青年の演技と、ザングラーに成りきる演技はなかなかのものです。観客の心をよく掴んでくれますね。対する保坂は、情熱的で元気いっぱいなところを見せてくれます。アンサンブルも雑多なイメージですが、よく支えています。
歌 唱 力 保坂の元気いっぱいな唱いは☆ですが、全体としてはインパクトに欠けます。ナンバーそのものに問題があるようにも思えますが・・。
ダ ン ス 序盤の劇場ダンサーと荒川のダンスは、レトロ感があってお奨めです。踊り子たちのダンスや、タップなどもありますが、冴えない印象です。名ダンスナンバー「アイ・ガット・リズム」は、不揃いなダンスで物足りません。
総合評価 シナリオとメインキャストが良いだけに、ナンバーの力不足が惜しまれます。シナリオの問題点を指摘するとすれば、アンサンブルの見せ場を作って欲しかったことでしょうか。輸入物の難しさ、かも知れませんが。しかし、観劇後の余韻と高揚感が最高でした。

補足>2003年版を観ました。随分と中身が変わったように感じます。本コラムは、誤記を含めて若干追補・修文しました。
 作品紹介第326回 クレイジー・フォー・ユー2003
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
劇団四季
 事務所/横浜市青葉区あざみ野1−24−7  Tel:
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