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雑記帳No.182
其れは、いつでも唐突で・・

 残業三昧から、ようやく1カ月。昨年の残業三昧も大変でしたが、今回はさらに大変です。外が明るい時間に、家路に着けません。歳のせいか、苦労のせいか、土曜日の休息だけでは足りず、日曜日もゴロゴロ休息しています。体力が回復しないため、更新も滞りがち。ミュージカルネタばかりだと、お叱りも受けてしまいます。

 だがしかし、本コーナーでもミュージカルネタです。近頃、ようやく職場でも「ミュージカル・ジャンキー」との評価を戴けるように成りました。宣伝の甲斐あって(?)、友人や知人が多くの情報を持ってきてくれます。「○○という友人が、ミュージカル好きだ」とか、「家族の××が、芝居をやっているが」とか、「チケットが手に入るので、買ってくれ」とか、「今度一緒に観に行こう!」とか、言われると嬉しく成ります。
 とはいえ、職場では「深澤ポン太」なる人物は、トップシークレット。どこから知人縁者を辿って、攻撃を受けるか分かりませんから(笑)。ではなくとも、私の知人と知れると、迷惑の掛かるスタッフやキャストもあるので、みんな内緒ですよ。指切りげ〜んまん! しかし年間80本以上のミュージカルを観る人は、業界人を除いて、世の中に何人ぐらい居るのでしょうか・・?

 劇団四季や東宝のお陰で、ミュージカルを知らない人は少数派です。宝塚歌劇で誤解されている人もありますが・・それも少数派です。ミュージカルは女性のモノ、という偏見も無くなると嬉しいです。男性ファンが多いということも、是非知って頂きたいと思うのです。専らブロードウェイやウェストエンドは、殿方の社交場であったのですから。
 しかし、ミュージカル嫌いの男性も多いですね。とくにストレートプレイ(純粋な芝居)が好きな人は、ミュージカルを良く言いません(両方好きな人も多いですけれど)。大抵は食わず嫌いだと思うのですが・・「唐突に歌い始めるのが嫌い」「唐突に踊り始めるのが嫌い」「科白を唱ってしまうのが嫌い」という意見を耳にします。たしかに唐突にミュージカルナンバーが始まる作品もありますが、どちらかと言えば古典的です。科白を歌い継いでいく手法(ロンドンスタイルとも呼ばれます)も、作品は限定されます。

 ミュージカル好きのオペラ嫌い、歌舞伎好きの能狂言嫌い、色々と好みはあるのですが・・ミュージカルもバリエーションは様々です。ビギナーの方でも、きっと気に入られる作品があると思います。とりあえず劇団四季のメジャー作品を観られてはいかがでしょう? チケット代の高さが気になるようでしたら、TV放映作品もありますので、ぜひTVでご覧に成ってみてください。臨場感には欠けますが、きっとミュージカルの面白さを分かって頂けると思います。
 日本でもミュージカル人口が増えてくれることが、ポン太の願いです。

01.08.05
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