補足1
私の大好きな漫画家のシリーズで、美術品ブローカーを扱う作品があります。この作家としては最長編ですが、近頃は詰まらないと感じています。連載当初に感じられたインパクトが薄まり、何となく小綺麗に纏まる作品のまま続いています。連載漫画ではよくある話ですが、この作品は蘊蓄系が売り物だけに、その傾向が顕著で惜しまれます。
本稿を書いたのち、複数の読者の方からご意見を頂きました。近頃は荒々しさが感じられない、インパクトが弱い、訴求力がない、昔のコラムにはパンチ力があった、等々の厳しいご意見が多いです。激励ありがとうございます。
確かに熟考することなく安直なストーリー作りをしたコラムが増えています(とくに、「経済の研究」)。手慣れた展開で小綺麗さを追っていたようです。少しばかり充電をして、昔のようなパンチ力(?)を回復させるよう頑張ります。
引き続き宜しくお願いします。暖かいご声援、厳しいご叱責に感謝しております。
01.06.09
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