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雑記帳No.167
ひとりサマータイム制

 日の出が早く成りましたね。いよいよ春本番、夏目前であります。朝6時30分になれば、大きなサッシ窓から強い朝日が差し込むように成りました。

 4月下旬から、ポン太の家は30分間のサマータイムに移行しています。と言いましても、目覚まし時計を30分進めるだけなのですけれどね。強い朝日に起こされるようになるため、就寝時間を30分早めるのが狙いです。短針が0時を示したら、頭はスリープモードへ切り替わろうとするため、結構効果があるのです。要するに、暗示に掛かりやすいのですが。
 きちんとカーテンで閉め切れば、朝日に起こされなくて済みます。その代わりに、目覚ましを止めたままで、平気で寝続けてしまいます。朝日と目覚ましのダブルが必須アイテムなので・・曇天の日は、起きるのが億劫です。困った体質であります。やむなく我が家だけが、サマータイム制に移行しているという次第です。

 サマータイムに成ると、朝時間が長くなります。HPの更新を、少しだけ長くやっています。早く出社しても、ラッシュアワーの度合いが増すだけなので、自宅で優雅な時間を堪能しています(笑)。パソコンのタイマーをサマータイムに移行すると、相手にご迷惑の掛かる場合が多いので、パソコンは日本標準時です。本格的にサマータイム制を採用している米国や欧州では、パソコンやサーバーの時間をどうしているのでしょう(サーバーは、世界標準時固定が多いみたいですけどね)。
 出社時間を早くすると、午前中の仕事が捗ります。しかし、夕方に早く帰れる理由もないので、結果的に30分余分に仕事をすることに成ります。外が明るいので、ついつい長く働いてしまうこともありますが・・これは良くないことですね。サマータイム制のメリットは、早く退社して明るい街中を散策などで有意義に使うことに、あるのでしょう?
 2年ほど前に、日本でもサマータイム制が議論に成りました。経済協力開発機構(OECD)加盟国でサマータイムじゃないのは、日本と韓国だけ(っていうのが多いですね、最近)。という安直な理由でしたが、導入の価値はあると思うのです。やっぱりね、明るい時間にパパが帰ってきて、家族で外食するようなのが、良い家庭なんだと思うのですよ。

 時計の時間を進めるだけで、何も良いことは無いですが・・日本人で一人だったとしても・・ちょっとサマータイムを始めています。6月下旬になったら1時間早める予定です。あまり早めすぎると、睡眠時間が長く成りすぎて、困るのですよね(笑)。

01.05.12

補足1
 サマータイムが導入されると、省エネに成ると説明されていました。しかしそれは、ビジネス社会だけだと思うのです。熱気の残る時間に帰宅したら、やっぱりクーラーを使いますよね。熱帯夜でなくても、就寝時間の気温が高くなると、クーラーを長く強く使うと思うのです。夜間に照明を使う時間が短くなるぐらいで、TVとかオーディオとかは節約に成らないでしょうしね。どうなのでしょうか。

01.05.12

補足2
 サマータイム制は、世界の70カ国以上で導入されています。ほぼ北半球に集中していますが、ブラジルやアルゼンチン、ニュージーランド、オーストラリア(東部)でも採用しています。緯度の関係で、あまり効果がない地域でも導入している例が見られます。
 日本でも導入したことがあるそうです。昭和23年にGHQの指示に従って採用したものの、世論の支持が得られずに、4年ほどで廃止になったそうです。昔は家電製品が少なかったので、サマータイムの導入は電力不足に一定の効果があったと言われています。

01.05.13
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