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雑記帳No.149
カラオケが好きなのです。

 他人から誘われても、カラオケにいい顔をしたことがアリマセン。団体様で出かけるカラオケは苦手ですが、本当はカラオケが好きなのです。それも一人カラオケが。

 かつて雑記帳に書いたこともありますが、一人カラオケなら、3時間でも4時間でも歌えます。ノンストップのぶっ続け・・翌日に声が枯れるまで唱うのが好きです。4・5年前は週に3日は通っていました。誰かに聞かせるのが目的でなく、ただただストレスの発散に出かけるわけです。
 いかに顔見知りの店とはいえ、平日夜間や休日に一人だと、露骨に嫌われます。平日の宵の口か、終電後に一室借りては唱っていました。ドリンクは、アイスティーのみでありました。アルコールは喉の草臥れるのが早いのです。。。ストレス発散にはシャウト系や懐メロ系なんて良いですね。歌集をめくって、目に付く曲を片端から入力し、出てくる順に唱い流します。もちろんマイクレスでフルパワー。店員は怪訝な顔をしますが、いつしか慣れたりして(笑)。

 「三時間も唱って疲れないか?」と、知人には笑われます。その割りに、知人と唱いに行くと、あまり唱わないのです。はっきり言って、そのジャンルが合わないことが第一。次にマイクレスでもデカイ声なので、遠慮するのが第二。声量もあってメロディに忠実とも言われますが、高音で掠れたり裏返ったりするのが第三。アルコール込みなら、飲み優先で良いじゃんというのが第四。そういう理由なのです。
 以前のカラオケは室料制だったので、比較的利用しやすい環境にありました。たしかに単価は高いですが、正規の室料であれば、それなりの金を落としますので・・。最近の一人イクラだと利用しづらいです。本当に贔屓の一店を除くと、一人利用は敬遠されます。二人分請求する某チェーンもありますしね。看板に偽りありですか。団体で出かけると、あまり歌えないのに支払いだけバカ高い、このシステムを考えた人は知恵者です。

 そういえば生オケも結構行きました。劇団の店でギター演奏をしてくれますので。何時間も店で呑んでいて、他の客が居なくなると唱っていたりもしました。よく伴奏に付き合ってくれた俳優君も店を辞めたので、最近は通わなくなりましたけれど。こういう店ではアルコールも入れますが、調子外れの歌を唱う、照れ隠しでもあります。
 生オケの問題点は、キーを私の声に合わせてくれることです(笑)。これは非常に困るのですがね・・なかなか理解して貰えませんでした。なぜ困るのかというと、私が楽譜を読めないからです。頭の中の旋律は、CD等でインプットされた正しいキーです。これをカラオケで聞いて、頭の中で自分のキーに変換して唱うのです(へんに律儀な、ポン太システム)。耳に入ってくるオクターブが下がれば、正しいメロディが再現できないではないですか(笑)。
 正しいキーで歌える曲もあります。それは谷村新二さんとか、藤山一郎さんとか、河島栄五さんとか・・今井美樹さんとか(笑)。あまりアップダウンが無ければハイキーも出るのですが、最近のヒット曲は難しいですね。

 軍歌は、全てを歌えません。誤解です。「月月火水木金金」は、ミュージカル曲だから歌えるのです。一番得意なのは、六甲おろし。何百回となく唱いましたから。ポップスも結構歌えますよ、年齢不相応なぐらい。でも、団体でカラオケに行くと唱うのは、こんなのばかりです。ほどほど昔の曲の場合、タイトルを知らないだけで歌えるモノも多いのですが、なかなかレパートリーに入れられませんね。

 でも近頃は、カラオケに行かなく成りました。行くことのできる時間がないことも理由ですが、そろそろ飽きたというところでしょうか・・。

00.10.21
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