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雑記帳No.148
戦略ゲームが好きなのです。

 パソコン歴が長いですが、もちろんゲーム歴も長いわけです。パソコンをさわり始めた当初は、BASICのちゃちなゲームでした。パズルゲームやインベーダゲームのようなものがあり、プログラミングの時間潰し程度でした。そのうちFMシリーズの少しはマシなゲームにも手を染めました。

 アクション系は苦手です。いろいろと遊んでみましたが、上達するまでに時間が必要でしたので、すぐに飽きてしまいました。ロールプレイング系も出始めましたが、ウィザードリィで持てあまし、あまり遊んでいません。専ら好きなのはシミュレーションゲームで、とくに光栄シリーズがお好みです。
 戦争物のシミュレーションは数多く出ています。しかし、シリーズ化されて生き残っているのは少ないです。戦闘シーンに複雑なルール設定がされていたり、一戦一戦クリアするとその結果に関係なく次の戦闘へ進むだけだったり、コンピュータの戦略がワンパターンだったり、詰まらないシリーズが消えました。

 光栄シリーズは、絵が綺麗で音楽付きで長寿化しています。そして戦術よりも戦略に主眼が置かれているのが良いです。バージョンが上がる毎に視点が変わり戦略も戦術もパワーアップしています。その分、最終的な勝利を収めるまでに苦労を伴いますが・・・弱小国を率いて最強国へのし上がっていく醍醐味は、何度プレイしても飽きません。
 単純な戦争物は、苦手です。正直に言って、私は戦争ゲームが嫌いです。喩えバーチャルでも、ドンパチしたり、切った張ったの世界は苦手です。泥臭い戦術は苦手ですし、圧倒的な勝利を収めるまでの勝利条件を揃えられないゲームはしません。敵よりも圧倒的な兵力を揃えられること、十分な物量が揃うまで外交術が駆使できること、最小限の犠牲で敵のウィークポイントを叩く手段があること、変則的な戦術にも耐え得るよう軍隊や人材を教育できること、それが条件です。

 戦略ゲームの醍醐味は、人それぞれ。キャラクターに愛着を持つも良し、最初から圧倒的に有利な国を率いて圧勝するも良し、弱小国で自虐的に生き抜くも良し、楽しみ方も沢山ありますね。最近も久しぶりに光栄シリーズを買ってみました。ルールが複雑になっているし、単調な作業が増えています。それでも、まずまず嵌ってしまうのは、悲しい性ですが、ストレス解消には成ります。
 だから、戦略ゲームが好きなのです。

00.09.10
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