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雑記帳No.120
ケータイ と ピッチ

 携帯電話とPHSを比べると、圧倒的に携帯電話の方がユーザー数が多いそうですね。基本料金も通話料金も安いPHSが、何故か人気がありません。PHSから携帯に乗り換える人も多いですね、相変わらず。
 PHSの利点とされるのは、価格のほかに音声のクリアさです。ただし、電波の有効受信距離が短いので、ビル街や電車の中では携帯電話に軍配が上がるようです。近頃は携帯電話もクリアになってきたそうですし、高速通信も可能になりましたからね。あとは、イメージ的にハイステータスで、iモード人気などもあって、携帯だそうです。しかし、あまりコンテンツを活用しているとは聞きませんね。

 私はケータイを3台使って、現在はピッチも三代目(ちょっと意味が違う)です。PHSはサービス開始から使っているので、馴染みが深いです。近頃電話を掛ける機会が少ないこともあって、あまりPHSでも不便を感じません。ようやく携帯するくせも付き始めましたし(笑)。
 それにしても、どこでも電話が鳴りますね。ケータイもピッチも。近頃は、恥ずかしくなるほどの着メロが、職場でも鳴り響いています。「はよ取らんかぁ、ボケ!」などとは言いませんが、会議中とかはバイブレータにして欲しいです。もっぱらケータイのユーザーが着メロに凝っていますね。もはやアイデンティティ云々の次元では無いようです。
 劇場や電車の中は、利用を控えて欲しいです。こっちは好きで芝居を見たり、仕事に疲れて車内で休んでいるのですから、キンキン響く大声での会話は迷惑です。若者に意見してしまうオヂサンの気持ちも分かるような気がします(まだ、オヂサンでは無いつもりですが・・・)。

 ところで、ケータイを使いすぎると馬鹿になるのは、本当だそうです。もともとアンテナが発する電磁波が脳細胞を振動させることは、科学的に証明済み。その振動で、脳細胞が活性化されることはなくて、死滅を早めることも間違いないそうです。要するにミニ電子レンジであります。アンテナを頭蓋骨から離せばよいので、インカムで話すとか(不気味や〜)、拡声機能と集音マイクで話すとか(会話もろばれヤ)、ケータイを上下逆さに握るとか(普通は使えません)、ワイヤレスのケーブルアンテナを使うとか(作ってください)、工夫が必要ですね。
 その点、ピッチは出力が極端に弱いので、ケータイほどの影響は無いそうです。もちろん微弱な振動はあるので、使わないに越したことはありませんが・・・。少なくとも学生さんのウチは、脳細胞の収支がプラスになるように、ピッチを使いましょうね(笑)。

 最近は、結構並ばずに使えたりして、便利です。タンスに眠っていたテレホンカードの有効利用にも繋がることですしね・・。

00.07.30

補足1
 ケータイの人体への悪影響について、通信4社が重い腰を上げるようです。これまで海外を中心に学説が出されていましたが、通信4社は静観してきました。あくまで学説の域を出ず、実証がされていなかったことが理由です。しかし、国内でのケータイの普及が進んでいるため、安全性について確証したいというのが今回の調査です。
 細胞や遺伝子に電波を照射してみる、医薬品や化学物質と同様の臨床実験を行う、などです。現在のところ世界保健機構(WHO)も静観姿勢のため、今のうちに良いレポートを出しておきたいということなのかも知れません。しかし、四社協同で調査というのがちょっと不安です。。。

 なお、総務省の生体電磁環境研究推進委員会は、すでに基準を超える電波を生体脳が受けても、学習能力に影響しないとの報告を出しています。ただし、その検証に人間は使わず、ラットの迷路を使った検証での報告です。これで安全宣言が出せるとは、総務省もいささか呑気な気がします。
 もちろんながら、電波を大量に浴びると、頭脳を電子レンジに掛けた状態になってしまうのは、ラットを使うまでもなく立証済みです。少し低レベルでも、長期的に浴びて影響がないことはあり得ません。それが人間にどれだけ影響を与えるかが問題なのです。もちろん個体差があると言われれば、それまでですね。

02.11.30
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