憂鬱な日々が続いていますね。憂鬱とは鬱陶しいことです(と書くだけで、ユーウツでウットウしい!)。できれば外出をしたくないのですが、どうしても出掛けなくてはダメな用事があるものです。
例えば、ショッピングです。店に入るときの傘の扱いは、とても面倒です。最近は小さい店も傘袋が設置されています。「使い捨てで勿体ないな〜」と思いますが、店内の床が綺麗に保たれるのは好ましいです。もちろん濡れ濡れのカーペットを交換したり、定期的にモップ掛けしたり、配慮はして欲しいですけど。
この傘袋をどう扱っているかで、お店のセンスが分かると思います。店外に吊ってある店がありますが、これは不便です。傘袋を取るために濡れてしまいます。気づかずに傘を持ち込む客が多くて・・・水浸しもありますね。丁寧に店員が渡してくれることもありますが、ずっと1人張り付いていると、この人のコストが毎日の商品代に足されているのだと気になります(←わがまま)。
自動傘袋装着マシンなども見掛けますが、あまり有効ではないですね。使い勝手が悪いですし、混雑する店では並んで待っているのが大変です。よく故障していますしね・・安くて簡単なマシンの誕生を期待します。まだ過渡期なのかなぁ。
東京・上野のある百貨店では、傘袋に赤字で「雨の中ご来店ありがとうございます」と印刷されていました。ちょっとした気配りですが、洒落ています。傘袋を取る客の目に必ず入りますので、「ふふっ」と笑ってしまうのは、私だけでしょうか。この店は店内放送でも「雨のなかを・・」とアナウンスしていましたので、雨に対する拘りを感じます。
東京で幅を利かす某コーヒーチェーンでは、厚手ビニール製の傘袋を用意しています。繰り返し使える市販の傘袋に店のロゴをプリントしてあるものですが、便利です。丈夫だし、お洒落だし、良い感じです。でも結構無くなるそうですけれどね・・・。あるビデオレンタル店では、店名入りの雨傘を無償で貸し出していますが、返却率は60%以下だそうです。お店の好意もお客様次第と・・。
またあるフード店では、雨の日のご来店客にサービス券を配布しています。店内アナウンスも流れていますが、次回来店時(晴天時でも可)に提示すると、一品サービスになる券です。財布の中でゴミに成りそうですが、なかなか良いサービスです。
雨の中を出歩いて、ちょっとしたサービスを受けてしまうと、「雨降りも、悪くないかな」って感じてしまいます。私は、お目出度い性格なのですかね。
00.06.17
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