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雑記帳No.087
キーボード水浴び事件

 安易なネーミングです。某重大事件の発生は、12月1日23時。運用を始めたばかりのVAIO君の純正キーボードが、ポン太の意に反して水浴びして・・・故障しました(シクシク)。

 発端は、日本の最大手清涼飲料水メーカーが出している価格破壊ミネラルウォーターです。「2リットル入り6本セット、特価600円」などと安売りされているこの商品は、本当に安いので重宝しています。でもこの商品はダンピングらしいですね。少なくとも流通コストは加算されていないとの噂です。このメーカー、トップ商品のコーラで、米国最大手と提携した関西系大手清涼飲料水メーカーを相手に苦戦しているそうです。そこで、その関西メーカーが大きな市場シェアを握っている、ミネラルウォーター市場に安値攻勢を仕掛けたのだとか・・・。

 ・・・というのは関係がないのですが。非常に買い得なので、1本100円にもなるミネラルウォーターは、自宅で専ら愛用しています。この日、少しうたた寝をしていまして、起き抜けにウォーターを飲みました。まだ寝ぼけていたのか、満杯にしたウォーター入りコップを、ひっくり返しました。幸いにも・・・キーボードには飛沫程度の被害で、大半は下の書類を濡らせる程度のダメージで済みました。まあ水ですから、乾けば問題ないでしょうね。
 その場で目に付く範囲の水を拭き取り、濡れたものは乾かしましたが・・・キーボードがちょっと変だったのです。一晩ぐらい放っておくと良かったのでしょうけど、無理をしてコラムを書いたのが悪かったのでしょうね。「g」を押すと「ga」と入力され、「tii」と入力しないと「ti」に変換されないなど・・・変な動作をしておりました。。。翌朝には戻るだろうと思って、ほどほどで寝ました。

 ところが翌朝、症状はさらに悪化。テンキーはどれを押しても「ENTER」として機能し、反応のおかしい入力キーも増えました。キーボードを振ってみると・・・予想以上に大粒の水滴が、出て来るではないですか! ピ〜ンチ、というわけです。その夜、十分な距離を置いてキーボードをファンヒーターで暖めました(ダメなんですよ、本当は)。しかしキーボードの容体は急変し・・・ついに帰らぬモノに・・・。
 いや修理に出せば済むのですが、今日販売店に聞いたところ、3週間は修理に掛かるとのことです。年末が絡むから・・・年明けかも知れないとも。仕方なく、今日はキーボードを買ってきました次第です。出費は7,500円也。ずいぶんと高くつきました。これをリリーフにして、純正キーボードは修理に出しましょう。

 今後への反省。キーボードの近くに水を置かないことが、十分な予防策と成ります。しかし好ましくはキーボードカバーですね。PC98ではシリコンカバーを使っていましたが、VAIO君はキータッチが軽いので使っていませんでした。カバーを使うと少し入力が重く感じるので、できれば防水キーボードなんて商品が出回ってくれないかな、なんて。

99.12.04
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