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雑記帳No.049
天 使 の 配 剤

 「昨日はアンラッキーなことがあったから、今日はラッキーなことがあるかもしれない」と甘い期待を持って行動していることはないですか? あるいは「最近ラッキーなことが続いているから、そろそろアンラッキーなことが起きるかも知れない」と不安を感じることはありませんか? 私はあります。

 日頃から恵まれていないせいか、ラッキーが続いてしまうとアンラッキーに怖れ戦きます。でも、つまらないラッキーが多いのですけどね。意外な友人から懐かしい電話が来たり、古いコートのポケットから500円玉が転げ出てきたり、帰りの通勤電車で座れたり、アクセスカウンターが1日に200進んだり・・・なんてことを。
 アンラッキーはたくさんありますね。嫌いな人間と顔を合わして文句を言われたり、思わぬ出費で家計が苦しくなったり、階段を滑り落ちたり、待ち人が来なかったり、電車を乗り損ねて開演に間に合わなかったり、長いスランプに悩まされたり・・・結構つまらないことですが、アンラッキーはたくさん有るような気がします。

 そんなラッキー・アンラッキーについて、とある作家が「天使のきまぐれ」だとするエッセイを書いていました。世の中には運を司る天使が居て、彼がラッキーやアンラッキーを、バランス良く配り歩いているのです。ただし、ちょっぴりしたラッキーでも、思いっきり最悪なアンラッキーでも、1回は1回です。たとえば道で50円を拾うラッキーと、道で10万円入り財布を落とすアンラッキーはバランスしているとされます。また道で転んでカスリ傷で終わるラッキーと、階段から落ちて3日ほど歩けなくなるアンラッキーもバランスしているとされます。あ・・・そういえば、とか感じません? 逆に宝くじで1億円当たるラッキーと、パチンコで1万円負けるアンラッキーがバランスすることもあるかも知れませんが・・・まあ、知り合いにはいませんから。

 でも、本当はラッキー、アンラッキーは気の持ちようなんですよね。そもそも毎日が平穏無事に過ごせることはラッキーです。とすれば、実はラッキーの方が多い。毎日上司や親から小言を言われていることも、自分のためと思えばラッキーです。道で転んだり、財布を落としても、自分の不注意を戒めて貰ったと思えばラッキーです。気の持ちよう、気の持ちようですね。電車で座れても体が鈍るからアンラッキー、宝くじで100万円当たれば友人に集られ・生活が贅沢になるからアンラッキー、かも知れません。やはり気の持ちようでしょうか。
 本当に天使がアンラッキーやラッキーを配り歩き、それをバランス良く配剤しているのかも知れませんが、こちらの気持ち一つでなんでも代わります。あとは、そうですね。我々は自分に都合良く生きていますから、日頃良かったことはすぐに忘れます。あるいは気付かないこともあります。でも都合の悪いことはグジグジと悩みがちです。だから過去を振り返ってみるとアンラッキーの方が多かったような気になると思います。

 毎日失敗したって良いじゃない。いつも前向きに生きていけば、きっと良いことあるはず。失敗を後悔して落ち込むぐらいなら、ど〜んと体当たり。とにかく頑張って見ましょう。ポン太も頑張ります。もう3月ですね。

99.03.02
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