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雑記帳No.032
あんびばれんす

 あんびばれんす・・日本語では二律背反などと訳されます。どちらとも選択できない事象、とかいう意味だそうです。近頃のポン太はそんな状況にあります。

 事の発端は消防条例の改正です。本当に条例の改正があったのかどうか未確認ですが、電気屋が言うには、室外機をベランダから吊すことができないという話でした。阪神大震災までは良かったそうで、室外機が階下へ落ちると危険だから、ベランダのない家は一階に室外機を置かせてもらえ、という話なのだそうです。震災前に着けておけば良かった・・・です。

 しかしポン太の家の一階はスーパーです。出入り口とは逆サイドですが、商品の搬入車が横付けしたり、子供がサッカーボールを蹴り込んだりするために室外機は置けません。そこで窓枠固定タイプのクーラーにしたのです。もう三年前ですね。
 ところが、クーラーはうるさいです。室外機の代わりに撥水機構(蓄積する水分を空中へ散らす機構)とファンが付いてまして、うなり音が大きいです。したがって、クーラーを点けたまま寝るのは厳しいです。安眠タイマーで寝付くまでの間だけにしたいところです。しかも一晩クーラーが点いていますと、粘膜が痛められます。冷房病も心配です。
 とはいえ、この熱帯夜です。クーラーなしでは、暑くて寝ていられません。ものすごい寝汗をかく上に、寝苦しくて深い眠りができないようです。このため毎日寝不足顔で出勤をしています。ちなみに職場はエアコンが良く効いていて、居眠りには最適です。課長が近くに座ってなければ眠れるのですが・・・その前に職務専念義務の、いや社会人としてのプライドの問題でしょうか。暑苦しい我が家は扇風機を使っても、窓を開けても暑苦しいだけです。

 つまり二律背反・・・クーラーを点けても、点けなくても、安眠を得ることができません。違法を承知で、気心の知れた工事屋に室外機をつり下げるタイプのクーラーに代えて貰うぐらいしか選択肢はないかも知れませんね。安眠枕も試してみましたが、首が筋肉痛に成り(難儀な体です・・・全く)ますので効果は望めません。あとは早く秋が来ることを願うばかりでしょうか。「秋がぁ〜♪ 来ぅるまえにぃ〜♪ もう一度あの部屋でぇ〜♪ ぐっすり眠りたぁ〜い♪」という心境です(オソマツさま)。

 眠れない夜・・・クーラーで部屋を極限まで冷やして眠るべく・・・眠い目を擦りながらホームページの更新は続きます。いっそ睡眠薬でも買おうかな・・・永遠の深いふか〜い眠りを得るために!

98.08.27
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