スタンドで朝食を
NYの街路には、いくつもスタンドが出ています。キオスクのように固定されたスタンドでは、新聞や雑誌・菓子・ジュース・タバコなどが売られています。私は何度もスタンドでミネラルウォーターを調達しましたが、ほかのドリンクに比べると少し高い、1ドル50セントです。ペプシの方が安くて分量がありますので・・。
また日中だけ出店する可動のスタンドもあります。ホットドッグ屋とベーグル屋が中心になりますが、ドーナツ屋やフルーツ屋もありました。ホットドッグは小さいパンにソーセージを挟むものが1ドル、玉ネギなどを加えて1.5ドルなので2・3個食べれば、もう十分。ベーグル屋はあれこれ注文する必要があるので、英語が苦手な人は避けるのが無難。またベーグル屋は、大抵行列ができています。
今日は、懐かしいダンキンのスタンドで、ドーナツを3個。チョコクルーラーにバニラクリーム、オールドファッション。出来立てでないからか、あんまり日本と変わらない味ですが、1ドル75セントはお得ですね。でも朝食にするには胃がもたれる〜。
百貨店巡り(前半戦)
流通研究家としては、百貨店が多いNYで、巡らないわけに行きません。前夜にガイドブックをチェックしたので、これを巡ります。まずパーク脇のワーナー・ブラザーズ・スタジオ。フロア数が多い割に販売種類は絞り込まれています。同じ商品が多数陳列され、あまりバック在庫は持たないようです。ポケモンやデジモンがお子さまの人気です。日本アニメ商品も結構並んでいます。
北へ1ブロック歩いて、FAOシュワルツ。マンハッタンを代表するおもちゃ屋で、オン・ブロードウェイ・ミュージカル「big」の舞台にもなった店。床にはペイントがあり、エスカレータ脇に機関車があるなど遊び心十分。子供の遊び場もあり、巨大なぬいぐるみなども置いてあります。子供には夢の国に映るのでしょうね。
北へ1ブロック、東へ3ブロック歩いて、ブルーミング・デールズ。1,000近いテナントを誇る巨大デパートです。1階は化粧品の臭いが充満して、気分が悪くなりそうです。しかしテナントは似たり寄ったりという雰囲気で、大きいだけ。女性がショッピングを楽しむには適している感じで、ファミリー向きではないでしょうな。
西へ3ブロック戻り、南へ5ブロック歩いて、高島屋NY。五番街に面した良い立地で、ここも女性向き特化の店舗です。日本の高島屋とは違った雰囲気ですが、一階は花の香りがするエレガンス。でも、お客は少ないなぁ。
百貨店巡り(後半戦)
47丁目は、ダイヤ・宝石店街になります。どっちかといえば、御徒町駅前のような怪しい小売店がズラーッと並びます。ポン引きも居ますので、目の利かない人はウィンドウを覗かないのが無難なようです。また近くでは、立ちんぼの両替屋がいました。レートは安そうですが死ぬほど手数料を取られそうで、五番街に面した怪しい一角です。
一応通りを抜けて、tkts前へ。ちょっと進むとバ一ニ一ズNYへ出ます。ここはCDやビデオの充実度で評価が高いようです。街中にはたくさんのCDショップもありましたが、コ一ナ一の見やすさ分かりやすさも違います。書籍やPCソフトもありましたが、こちらは専門店に百歩以上譲る印象ですね。ワ一ナ一・ブラザ一ズ・ショップは軽く流して見ましたが、品揃えはストアほど良くないです。
少しマジソン・スクエア駅に来ると、NYの老舗メ一シ一ズがあります。地下1階・地上9階で、床面積もNY最大。ちょっと手が回らなくて、眺めただけですが、巨大です。世界一という評判も肯けるほどですが、店自身はかなり老朽化している印象。ブル一ミングも決して綺麗とは言えないビルでしたが、そういうものなのでしょうかね。また店内は、日本ほど明るすぎません。
その1ブロック南にトイザラス。各フロアの陳列棚は天井に届いて、多数のおもちゃが並んでいます。FAOが子供に夢を与える玩具デパートなら、ここは玩具卸問屋。子供が目指す玩具を買いに来るには便利ですが、一から選ぶ気なら、あまりお奨めできない感じです。親子連れは確かに少ないです。
さらに1ブロック南にマンハッタン・モ一ル。駅上に築かれた専門店街です。玩具屋や書店が複数あったりとあまり整理されていない雑多なモ一ルです。中央に大きな吹き抜け、周囲がガラス張りであり、非常に明るいです。他のデパ一トが石造り主体の中では異色です。でも、品揃えはねぇ〜。
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