世の中には無数の曲があふれています。クラシックというジャンルに限っても、とてつもない量になります。
それらのうちのどれが自分の感性にしっくりとくるかは、実際に聴いてみるまで全く予測できません。教科書に出てくるような超有名曲がそうである場合も多いでしょうし、たまたまつけっぱなしのラジオから流れた、名も知らぬ作曲家の曲に心とらわれてしまうこともあるでしょう。
そんな自分にとっての「名曲」との出会いは、なかなか楽しいものです。ここでは私の数少ない、また限られたジャンルでの音楽体験で出会ってきた曲をいくつか、自由なスタイルでご紹介していこうと思います。
私の好みの関係上、扱うのはバロックから前古典にかけての器楽合奏曲が中心で、あまり一般に知られていない曲が多くなるかも知れません。
一方内容の方は、学問的な知識がそれほどないので専門的な話は深くできないし、また自分で少々演奏もするので、その観点からも話をしてみたいし、さらに曲だけでなく演奏団体についても書いてみたいし…、というようにあまり固まっていません。ま、どのような話になるかはその時の気分次第、ということでご勘弁ください。
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