補足1
総務省の発表によれば、11月の完全失業率は5.5%であり、三ヶ月連続で過去最悪を更新したとのことです。人数にして約350万人であり、倒産や解雇による失業者(非自発的失業者)は123万人に達したそうです。対する自発的失業者は112万人で、この約4割が45〜64歳層とのことです。
これに対して、有効求人倍率は0.53と低迷。直近のピークであった2000年12月の0.65から比べても、かなりの低迷です。求人はそれなりにあると云い、ミスマッチの解消が急がれるとのことです。ハローワークの営業時間延長などの対策が取られるとのことですが、低迷が長引くようであれば、不況の一層の深刻化が進む可能性もあり、大いに警戒が必要です。
01.12.29
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