補足1
労働組合の凋落が目立つそうです。労働組合の組織率は、1975年の34.4%をピークに、年々下落しているようです。2000年は21.5%となり、このままでは、労働者の代表という地位も怪しく成りそうです。絶対人数ペースでも、1994年の1,270万人から、2000年の1,150万人にまで激しい落ち込みを見せています。
組合員数の減少は、リストラや倒産の影響とばかりも言えず、構造的なものという見方が定着しつつあります。組合組織の近代化や、現行の高い上納金方式の見直し、フリーライダーへの対抗策など、取り組むべき課題は多いようです。
01.02.17
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