コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | ショークラブを借り切ったミュージカルショーでした。各出し物はユニークですが、コンセプトが揃わず雑多な感じです。台詞にはアドリブが多く、臨場感はあるものの、間延びする場面も目立ちました。コントは、玉野お得意のシュールで不条理なものが中心でした。 |
キャスト | ☆ | ダンス力も演技力もあり、外見もスタイルも良い、若手新鋭キャストを揃えています。 |
ナンバー | ◎ | オリジナルダンスナンバーはありませんでした。「もう大変なメドレー」は、以前に玉野が採用した「50音順ヒットメドレー」のリニューアル版でした。 |
ステージ | ◎ | 中央部が客席に突きだしたT字ステージでした。バックに出入りフリーのドアを並べて、キャストの登退場をスムーズに運んでいました。客席通路とドアも何度か活用していました。天井から多面ディスプレーが降りてきて、ビデオ等も放映しました。休憩無し公演のため、ビデオで繋ぐ必要があったようです。 黒と白のユニフォームのほか、多種多様なダンス衣裳が使われました。ニーロのキンキラミニは、かなり不気味ですが、女性客に大受けしていました。玉野の女装も笑えました。 |
演 技 力 | ◎ | 体当たり的な芝居が目立つものの、若さと元気を前面に押し出していました。コントにおいて、妙に動作が揃うことが多く、細かい芸への配慮が見えます。男優は、茶目っ気のある芝居が多く、コメディ向きのキャスティングです。女優は、宝塚男役出身で、いずれもクールな印象でした。 |
歌 唱 力 | ◎ | 明るく楽しくがテーマのためか、聴かせることに主眼がありませんでした。とくに「もう大変なメドレー」は、進行だけで手一杯という感じで、投げやり気味でした。 |
ダ ン ス | ☆ | ダンス力があり、いずれもよく踊ります。吉野やニーロは長身を活かして綺麗なフォームで踊っていました。久城や楓も、スラッとした肢体で見事に極まります。玉野のタップソロもありました。 |
総合評価 | ◎ | 普通の劇場でクラブ風に見せる演出はよくありますが、本物のクラブを使ったミュージカルは珍しいです。客席は丸テーブルが中心で、ドリンクを手にしながら、ゆっくり楽しめる趣向でもありました。女性客が9割強を占めており、ノリも劇場客とは違いました。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||
ザ・カンパニー | ||