コ メ ン ト | ||
シナリオ | ○ | 名曲にオリジナル曲を交えて、タップほかのダンスをショー形式で綴っています。「ポーリーとウォーリー」「パペッツ IN BOYHOOD 初恋」という難しいコントも入っていますが、定番化を狙っているようです。 |
キャスト | ◎ | 前作から、女性キャストが入れ替わりました。タップショーに興味を示す女優が多いのでしょうか。 |
ナンバー | ○ | 多くはダンスナンバーです。キャストが日本語歌詞をアレンジしたオリジナルも数曲ありました。曲目に因果関係はなく、構成に特別の配慮があるようにも見えません。 |
ステージ | ○ | ほとんど何もない、シンプルなセットです。1、2作目の頃に較べると、小道具が減り、スッキリした舞台作りになっています。衣裳には、それなりの工夫があるものの、あまりコストを掛けていない感じです。 |
演 技 力 | ◎ | ダンスがメインですが、イントロなどで芝居っぽい演技があります。「ポーリーとウォーリー」を演じる川平と平沢のコントは、間合いや擬音が面白く、笑えました。しかし「パペッツ」は、一発モノが中心で笑えません。とくに藤浦には、照れ抜きの演技が欲しいです。 |
歌 唱 力 | ○ | 前作までは聴かせるソングナンバーもありましたが、歌唱に重点が置かれていませんでした。 |
ダ ン ス | ◎ | 有名ミュージカルナンバーから組まれた「タップ・メドレー」が強く印象に残りました。川平・本間・玉野のタップは、系統が違うようなので、バリエーションが愉しめます。 |
総合評価 | ◎ | 年1回ペースでの上演であるものの、五年目を迎えて、定番作品と言えそうです。地方公演も増やして上演回数を稼いでいますが、ダンス主体のショーとしては、高めの価格設定が気になります。観客を楽しませるよりも、出演者が楽しむというカラーが強くなっているようで、原点に立ち戻ることも考えて欲しい公演でした。 |
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください |
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ア ク セ ス | ||