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ミュージカル作品紹介(第69回)
夢 工 場
〜 第4期研究生卒業公演 〜
■劇  団 コーラス・シティ
■鑑 賞 日 平成11年3月22日(月) マチネ&ソワレ
■劇 場 名 労働スクエア東京ホール(八丁堀)
■料  金 全席自由�,000円(前売価格)

■作・演出 藤本 洋      ■作  曲 金井 信
■振  付 うすいゆうこ,斉藤 清美
■歌唱指導 藤本 洋,菊池 明美
■演技指導 矢野 宣      ■照  明 高野 勝征
■音  響 長沢 康夫     ■ラップ製作 川崎 耕平
■舞台美術 前野 秀雄     ■舞台監督 石村 淳二
キ ャ ス ト
岬冴子    (青木 美咲)   茨城みち   (藤原 妙子)
藤ひかり   (原  慶子)   風間わかば  (麻丘いづみ)
如月まゆみ  (加藤 由夏)   如月雅子   (佐藤 一恵)
北林まみ   (佐藤 綾子)   花笠ゆき   (高橋 香苗)
雛形つばさ  (瀬山 幸子)             ほか多数
ス ト ー リ ー
 冴子たちが講師を務めるミュージカルスクールの経営者が代わった。新しい経営者は講師陣を一新するべく長期間雇用してきた臨時講師に一方的な解雇を通告し、研究生たちが猛練習に取り組んでいた卒業公演の中止も宣言した。この不当な措置に対抗するため、冴子たちは裁判を提起するとともに、芸能ユニオンの集会に協力を訴えるのだった
 冴子たちは自力での卒業公演の開演を目指して奮闘することになった。研究生のひかりは集会直後に倒れて白血病であることが判明、わかばは夫の冷たい仕打ちにリタイアを考え、まゆみは母親の反対に抗しがたい、つばさは商用劇団入りを目指し脱退してしまう。散り散りに成りそうな研究生たちは・・・無事に卒業公演に漕ぎ着けるのか?
コ メ ン ト
シナリオ フォーリーズに絡む実話を脚色した作品です。あまりに生々しいので、もう少し希釈して欲しいところです。ひかりの白血病、まゆみの和解は、やや唐突な感じがしてストーリーがブチ切れてました。しかし全体として纏まりがあり、◎。
キャスト 研究生メインの公演のため、やはり素人っぽさが気になりますが。誰もが精一杯演じていたため、元気が伝わってくるキャストでした。
ナンバー 一幕はブロードウェイのナンバーや、いずみたくのナンバーを多用していたため、オリジナル・ナンバーが霞みがちでした。二幕では劇団のヒットナンバーのメドレーなどあり、盛り上がりを見せます。一番のお奨めは客席中を行進する「オリバーのマーチ」です。
ステージ 衣裳は女優ごとに決まったカラーを使用して目を楽しませてくれます。少し小道具が多すぎるのが気になりました。ステージをもう少し広く使ってくれると良かったでしょうか。
演 技 力 青木は本団員かと思うほど見事でしたので☆。佐藤の方言しゃべりも違和感なく、楽しいものでした。逆に瀬山は中途半端さが目に付き、高橋の連発する英単語も耳障りの悪いものでした。なかなか質は揃わないものでしょうか。
歌 唱 力 佐藤の唱う「メモリー」は良かったのですが、とのデュオだったのは残念でした。声質の違いが雰囲気を潰してしまいました。青木加藤の声はよく響き、もう少し見せ場を作ってくれると良かったですね。コーラスは見事で全体として素晴らしい調和を見せてくれました。
ダ ン ス ダンスのレベルはやや低い感じがしました。今ひとつ極まらなかったり、揃わなかったりしていたのが残念です。その分だけ、加藤の見せ場が増えたのでラッキーでしたが。。。もう一人本団員でダンスの上手な人がありました。
総合評価 「名は体を表す」と言いますが、コーラス以外にもう少し重点を置いて欲しいところです。とくにダンスは多彩さよりも技能にウェートを置いて下さることに期待します。研究生の何人が今後もシティで活躍してくれるでしょうか。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
コーラス・シティ
 事務局/東京都渋谷区幡ヶ谷2−45−1  Tel:
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