小劇場系の作品では、「自由席制」が多いです。劇場の混み具合が分からないので、開演30分前に劇場に行くようにしています。しかし、受付は混乱がちで、行列並びにストレスを感じることも、よくあります。整理券を呉れるならマシですが、これも不公平を感じますので・・。
可能な限り、指定席制
無理な要求であることは、承知しています。出演者の知人で座席を埋める公演の場合、来てくれるだけでもラッキーなので、指定席の制限を付けません。取り置きチケットの多い公演でも、同様ですね。来ない可能性の高い人、かつ代金未収の人のために、空席を作る無駄は許されません。不人気と思われる公演では、必要以上に招待券や当日清算券をバラ撒くので、これもまた自由席になります。
これに加えて、座席指定券を一枚ずつ作るのが、面倒です。配席管理も大変なので自由席、というケースも多いと思われます。チケットぴあに頼むと便利ですが、手数料が高いのも難点でしょう。そうであっても、「指定席制」にして欲しいと思っています。まず、受付の混乱回避。開演30分前に並んでいても、入場できるのが開演時刻。その後10分以上の開演待ち。。。なんて公演が結構あります(以前に極端な例を紹介しました)。つぎに、取り置きチケットの削減と、来演者数のほぼ正確な客読みに有効です。知人であっても、日時・座席を指定されると、結構マジになりますから。
不確定要素が大きいようでしたら、「一部のみ指定席」とすることをお奨めします。会員向け・ぴあ売り限定・招待席限定の指定席とか。良い席を指定席としてリザーブすることで、相当のメリットが出ます。人の出入りが困難になる小劇場、座席番号の無いフリースペースなどは無理ですが、可能な限り、指定席の設置を希望します。
セキトリな人々
ちょっと話は違いますが、自由席制で「ずるい」人があります。セキトリな人々・・つまり仲間のためによい席をキープしてしまう人々です。多くは、1人か2人で来て、チラシや荷物を座席に並べて占拠します。花見の場所取りと同じで、10人分や20人分をちゃっかり取ります。場合によっては、開場と同時なのに、結構な座席が占拠してあったりして・・出演者が開演前に取ったものだったりします。アンフェアですよね。
実際のところ、芝居を観るために知人で固まる必要があるのか、疑問です。いい席を取りたいのは分かりますが、並ぶこと・固まることを目的にしている集団が結構あります。とにかく入場してきた知人を呼び寄せて、近くに座らせようとする人を多く見ます。知人は迷惑そうだったり、他に席が取れていたり、するようですが・・お構いなし。その知人に引っ張られて、自分の占拠スペースを放棄する人もあり、開演間近になって撤収する人もあり・・・。計画性がないと言うのか、何なのか。
逆に近くの他人に席を移ってくれるよう頼み込んだり、する厚顔さを示すこともあります。開場と同時に来てセンター席に座っているのに、「あと三人来るから、三つサイドへ動いて呉れ」と言われたときは、キレましたが!(笑)。迷惑ですね・・全く。
実際のところ、セキトリが跳梁跋扈するのは、劇場スタッフにも問題があります。劇場内の通路にあって、お客の誘導をしていれば、セキトリ行為も遠慮されるのですが・・劇場内に人を配置しないことも多々あります。開演前にお客同士が揉めるほど「バカな話」は無いので、対処をお願いします。
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