近頃のトイレ事情

 劇場トイレのネタは、これで三回目です。劇場側の指導があるのか分かりませんが、近頃、男性用トイレの一部を女性用に転用するのがブームです。短い休憩時間であることを考慮して、利便性の良い男性トイレ、個室の多い男性トイレが選ばれています。世の中は、女性上位ですねぇ。

例えば、こんな。

ある劇場では、1〜3階に計6個のうち、5個を女性用に割り当てていました。つまり、5/6が女性用でした。休憩時間は25分ありましたが、どの女性用も行列ができていました。しかし、ザッと見渡して3人に1人が男性客だったので、少しやり過ぎの感がありました。しかも、男性用に解放されたのは三階のみ。

また別の大劇場では、計8個のうち、7個を女性用に割り当てていました。ファミリー・ミュージカルだったのですが、6歳ぐらいの男の子が、我慢できずに階段で粗相をしてました。半ベソの彼にとって、どこのトイレも女性用であったのがショックだったことでしょう。数少ない男性用トレイは、張り紙などで告知して欲しいですね。また、座席表のトイレ表示も、同様に変更しておいてください。

そして某中劇場では、計4個のうち、全てを女性用に割り当てるというトラブルが・・。スタッフの連絡ミスがあったのか、1、2階の男性用トイレを両方とも流用してしまったようです。トイレを外へ借りに出たいという男性が、受付に申し出て判明・・。どのトイレも女性で行列済みだったので、休憩時間を5分延長して対応したとか。過失ではなくて、故意だったのかも。

劇場トイレに工夫を

理想的には、女性用トイレの増設を望みます。とくに、東宝系の大劇場などでは、客席数に較べてトイレが圧倒的に少ないと感じます。近頃は長編も多く、閉幕後にご利用をというのも無理な様子です。実際のところ、休憩時間が終わっても用を足せないお客様が多くあるので、定常化している昨今では本格的な対処が必要でしょう。帝国劇場は、地下商店街のトイレへ誘導するなどしていますが、他の劇場では外へ放り出されても、トイレ探しは大変です。

最近完成した公共劇場などでは、男性用と女性用の個室をパーティションで調整できるところもあります。男性側が5〜1個まで調整できるようで、客入りに合わせて変更している様子です。やはり男性用にも、1個の個室は必要かと。ただパーティションは安物なので、女性客には嫌がられているかも知れません。また、恐らく女性は男性の小用便器をご利用にならないと思いますので・・個室側に出入口をしつらえて、個室のみ女性用に転用するぐらいなら、今の劇場でも対応可能かと思います。

四季劇場「春」「秋」では、女性用トイレが男性用トイレに較べて大スペースのようです(座席表からの推測ですけれど)。男性用は出入口一つですが、女性用は入口専用と出口専用とし、出入口での混雑を緩和する仕組みです。四季劇場「海」は、トイレの行き先表示が分かりにくいので、改善されることを望みます。

 私は、開演前と幕間(休憩)には、可能な限りトイレに行くことにしています。公演中に便意を催すほど不快なことは無いので。しかし、良い作品では神経が集中するためか、悩まされることは珍しいです。やはり、悩まされるのは・・。