ケータイ鳴れば、罰金$50

 どこの劇場でも・・開演前に繰り返される「ケータイ、OFF!」のお約束。めったに鳴ることはありませんが、客席を見回すとチェックさえしない人が多いのです。ノーペナルティなのが原因かも・・。

つまみ出す?

ありふれたベル音でも、静かな客席では目立ちますよね。音量最大で流行歌が流れたら・・ひと騒動です。ほとんどの人の反応は、やはり焦るわけです。どうせ着信は多くないし、と高を括っているでしょうから。急な呼出に大慌てで、周囲の視線も気になるためか、消すまでに十数秒掛かるケースもザラです。暗い中で手探りでケータイを見つけるのも大変です。

事前に注意もしたことですし、そういうお客様はつまみ出しますか? いえいえ、さらに騒がれると大変ですからね。黙認されるケースが多いことでしょう。幕間に嫌みの一つでも言えれば立派なスタッフですが、劇団の評判にも関わるかと。そういうわけで、二幕でも同じ失敗をする客があるのです。観劇中に電話を寄越す友人に悪態をつく場合も・・。

NYでは、罰金$50

まだ成立していないものの、NY市議会でバッチリの法案が出されています。映画館や劇場での携帯電話の使用を全面的に禁止するもので、違反者には罰金50ドル。年内にも成立する見込みだそうで、ブロードウェイも当然に対象。日本人観光客には、あまり関係ないと思いますが・・ケータイのレンタルを受ける場合はご注意を!

是非とも、東京都でも導入して欲しいですね。密室の劇場で、誰が徴収するのか分かりませんが・・。チケット代並みに高い罰金を払うことになれば、誰もが注意するでしょうね。また、バイブレータモードにして安心している人もありますが、公演中に発信者を確認しないでください。近頃のケータイは液晶画面が大きく明るいので、目立ちますですよ。大音で唸る、強者バイブレータもあります。

 「演出効果の妨げになります・・・」の注意だけでは、インパクトを欠くのでしょうか。「当劇場の利用規則に基づき、罰金を徴収します」で説得力があるかなぁ、と思ったりします。

  • 上記の法案はそのまま可決されましたので、NYでは罰金にご注意下さい。