みすてぃっくりずむ

開業して間もない、ディスニー・シーへ行ってきました。本当の目当ては、「アンコール」というミュージカルショーだったのですが、残念ながら休演中でした。その代わり・・。

ショーがたくさん

「アンコール」は、見ることができませんでしたが、それでも豊富なショーがありました。ハーバーに見立てた大きな溜池で、昼にボートショー、夜に花火ショー。「セイル・アウェイ」「マーメイドラグーンシアター」なども楽しめます。加えて、ポーター衣裳のカルテットによる、何だか分からない露天のコミカルショーなどもあります。

ディズニーランドに比べると、滞在型というコンセプトがあるようで、複合テーマパークが連接し、アトラクション・レストラン・ショップ・スタッフ衣裳に至るまで、テーマ毎にきちんと色分けされていました。ショーについても、程良く撒かれているという印象で、スケジュール片手にウロウロしていても、十分楽しめることでしょう。

ミスティックリズム

そんなショーの一つに、「ミスティックリズム」というのがありました。水・土・緑をイメージしたという森イメージのショーです。シナリオ性は薄く、大勢のダンサーが派手に踊り回るという趣向ですが・・踊る踊るという感じです。小太鼓を打ち鳴らす青年たち、蝶を操るスタイル抜群の女性ダンサー、静から動への変化が面白い土色のダンサー、派手なジャンピングを観せる水色のダンサーなど・・目まぐるしく登場します。

決して上手い人ばかりでなく、リズム感の悪そうな人もありますが・・カネを稼ぐショーで働くだけに真剣ですし、客を楽しませようとする熱意を感じます。また一芸も見逃せません。カーテンだけを掴んでステージを旋回するダンサーとか、とにかく木登りの巧いダンサーとか、愛嬌溢れる土民(?)ダンサーとか。普通の小劇場とは違った味がありますね。

それに加えて、水。大きな池から飛び出したり、飛び込んだり。水しぶきを客席にまで飛ばしつつ、ブンブンと水を撒き散らします。誰も滑ったり転んだりしませんが、意味が分からなくても面白いです。そして、中盤から真火が燃えさかります。それも大きく堂々と・・派手派手なのです(普通の劇場では、消防法に縛られて無理だわ)。

一日パスポートが、5,500円。高いか安いかは個人差があるでしょうが、たくさんショーが観られて、アトラクションにも乗って、散策できる・・のを考えると随分とお得では無いでしょうか。不気味なサンバショー、ゴンドラ乗りも楽しめますよン。